太陽光発電の収益を持続可能なまちづくりへ 庄内地域助成で一般公募開始 生活クラブ2022年7月14日
生活クラブ事業連合生活協同組合連合会は7月11日、山形県酒田市、同遊佐町、庄内自然エネルギー発電、生活協同組合庄内親生会と「庄内自然エネルギー発電基金協議会」の総会を開催。酒田市に造成された「庄内自然エネルギー発電基金」を活用する助成事業を一般公募することを決めた。
7月11日に開かれた庄内自然エネルギー発電基金協議会総会で
同協議会は、2021年2月に発足。酒田市で2020年3月に造成された「庄内自然エネルギー発電基金」を活用した取り組みをより活性化し、助成事業などを実施するための機関となる。
今回の基金は生活クラブグループ各団体とその提携生産者などがともに山形県遊佐町に建設した「庄内・遊佐太陽光発電所」の収益の一部を酒田市に寄附することで造成されたもので、持続可能な地域づくりのために活用される。これは2019年5月の同太陽光発電所の本格稼働に際し締結された、山形県酒田市、同遊佐町、庄内自然エネルギー発電、生活協同組合庄内親生会、生活クラブ連合会による共同宣言協定書に基づいている。
基金造成後、今年度は酒田市と移住する生活クラブ組合員が参加する「TOCHiTO(とちと)」プロジェクトの交流棟の建設、遊佐町の持続的な農生産に資する機器導入の費用など、主に協定5者の事業に助成。造成から3年目を迎えたことから、助成先を一般公募する。一般公募は、助成先を広げることで、より庄内地域の活性化に役立てる。
◎助成先の公募概要
対象者:庄内地域に専ら居住するか、近い将来に居住を予定する2人以上のグループ、または同地域に事業、活動の基盤を置く団体(法人を含む)
交付対象事業:2023年度事業予定の庄内地域の持続可能なまちづくりなどに寄与する取組み全般
募集期間:8月1日~9月30日 ※助成金は2024年3月までに交付(事前交付は要相談)
助成枠:全体の助成枠は100万円程度、1件の助成限度額20万円以内
助成件数:5件程度
重要な記事
最新の記事
-
1月で殺処分418万羽 鳥インフル 危機的状況2025年1月20日
-
殺処分数693万羽に 鳥インフルエンザ 一日で7例発生 愛知と千葉2025年1月20日
-
米相対取引価格 過去最高 12月は60kg2万4665円 前年同月比+60%2025年1月20日
-
鳥インフル 米コネチカット州など4州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月20日
-
食品関連企業の海外展開に関するセミナー開催 農水省2025年1月20日
-
【JAトップ提言2025】都市農業継続の役割大 JA東京スマイル組合長 眞利子伊知郎氏2025年1月20日
-
【JAトップ提言2025】農の再生へ国民運動を JA茨城県中央会会長、JA全農副会長 八木岡努氏2025年1月20日
-
【訃報】有塚利宣JA帯広かわにし代表理事組合長が逝去2025年1月20日
-
【今川直人・農協の核心】マーケット・インの象徴としての協調出店2025年1月20日
-
JR大阪駅みのりみのるマルシェ「熊本の実り」25日に開催 JA全農2025年1月20日
-
富士宮信用金庫と農業融資分野におけるCDS基本契約締結 日本公庫2025年1月20日
-
「戦略的スマート農業技術等の開発・改良」成果報告会開催 農研機構2025年1月20日
-
営農支援システム「KSAS」にAIチャット機能を追加 クボタ2025年1月20日
-
冷凍食品情報サイト「てまぬきごはん」正式公開 冷凍食品PR連盟2025年1月20日
-
農福コンソーシアムひろしま 広島県、竹原市・三原市・東広島市と協定締結2025年1月20日
-
除草ロボット「ミズニゴール」2026年の量産化へ実証プロジェクト開始 ハタケホットケ2025年1月20日
-
共同購入のチカラで消費応援「最大!還元特価」2月から パルシステム2025年1月20日
-
まったり濃厚「コク3.5倍ヨード卵・光 平飼いたまご」関東で販売開始2025年1月20日
-
【役員人事】クリヤマホールディングス(3月27日付)2025年1月20日
-
【役員人事】クリヤマホールディングス(4月1日付)2025年1月20日