食用コオロギで"未来のおやつ作り"キッザニアに体験パビリオン登場 グリラス2022年7月15日
徳島大学発のベンチャー企業で食用コオロギの品種改良・生産・原料加工・商品開発・販売を国内で手がけるグリラスは、こどもの職業・社会体験施設「キッザニア甲子園」と「キッザニア東京」で、7月から8月にかけて期間限定パビリオン「サーキュラーフードセンター」をオープンする。
パビリオン「サーキュラーフードセンター」(左)、「サーキュラーフードセンター」体験のイメージ
このパビリオンは、こどもたちが、世界における食品ロス問題の現状やその解決策の一つである"サーキュラーフード"としての食用コオロギの可能性を学んだ後、実際に粉末化した食用コオロギ「グリラスパウダー」を使用したポップコーン作りを体験できる。
サーキュラーフードは、持続可能な社会の実現にあたり、環境負荷の低減をめざし、かつ食品ロスを主要原料として活用するために開発された新技術を用いて生産された循環型の食材と食品。同社は2021年12月から、「キッザニア東京」と「キッザニア甲子園」で開催中の体験型SDGsパビリオン「キッザニアSDGsセンター」に協力する形で、食品ロス問題の実情とその解決策としての食用コオロギに関する自社の取り組みを展示してきた。また、7月31日からは同じ内容を「キッザニア福岡」で展示予定。
今回オープンする「サーキュラーフードセンター」は、「キッザニアSDGsセンター」で集計されたアンケートで、こどもたちが解決したい社会課題として最も関心の高い「食品ロス問題」に焦点を当てることを目的としたパビリオンとなる。開催期間は、「キッザニア甲子園」で7月21日~8月28日、「キッザニア東京」は7月23日~8月28日。
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