植物性食材で「プラントうなぎ蒲焼」土用の丑の日を前に限定販売 あづまフーズ2022年7月20日
あづまフーズ(三重県三重郡菰野町)は7月20日、「まるで魚」シリーズの第2弾「プラントうなぎ蒲焼」と「プラントいかわさび」を新発売。同社のECサイト「あづまルシェ2.0」で限定販売する。
プラントうなぎ蒲焼(パッケージ)
同社がある三重県は、愛知県、静岡県と並んでうなぎ養殖や加工が盛んな地域で、夏になれば「うなぎ」を食べるのが当たり前の土地柄。一方で、うなぎは、国際自然保護連合(IUCN)は2014年6月に、ニホンウナギを絶滅危惧IB類としてレッドリストに掲載され、同11月には、アメリカウナギも絶滅危惧IB類として掲載されるなど、将来持続可能な供給が危ぶまれる食材になってしまった。
そこで同社は、「プラントベースでどこまでのうなぎ風の食品が製造することができるか?」という遊び心とチャレンジ精神のもと、「プラントうなぎ蒲焼」を開発した。主原料は、粒状大豆たん白(脱脂大豆、食用植物油脂)と豆腐、海藻など。魚成分を含まないプラントベースで「うなぎ」の脂質を再現できるレベルではないが、うなぎの皮目にこだわり、海藻由来の成分を活かして、まるで本物のような皮目を実現した。プラントベースで、ベジタリアンでも土用の丑の日に"うなぎ"が食べられる。「プラントうなぎ蒲焼」(1本240g前後)は1620円。
プラントうなぎ蒲焼の焼き場の様子
また、「プラントいかわさび」(540円)は、ナタデココ加工品などを主原料に、食べやすさ、使いやすさをめざした。約8グラムのアイスキューブのような大きさで、珍味として1粒ずつ利用できる。価格はいずれも税込。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
備蓄米 卸売業者の玄米販売も可能に 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日
-
つくば市の農福連携「ごきげんファーム」平飼い卵のパッケージをリニューアル発売2025年4月18日
-
日清製粉とホクレンが業務提携を締結 北海道産小麦の安定供給・調達へ2025年4月18日
-
森林再生プロジェクト「Present Tree」20周年で新提案 企業向けに祝花代わりの植樹を 認定NPO法人環境リレーションズ研究所2025年4月18日
-
「バイオものづくり」のバッカス・バイオイノベーションへ出資 日本曹達2025年4月18日
-
ミャンマー地震被災者支援として500万円を寄付 建機や物資も提供 クボタ2025年4月18日