幻の梨「甘ひびき」をブランド梨へ 協働実証の4課題を発表 安城市2022年7月26日
アーバン・イノベーション・ジャパン(UIJ)は、愛知県安城市の地域・行政課題をスタートアップと市職員が協働して解決するプロジェクト「アーバン・イノベーション安城、UIA」の4課題を公開し、参加事業者の募集を開始。8月21日に応募受付を終了し、9月中旬には採択事業者を決定、9月中旬〜2023年1月に実証実験を行う。
新幹線の三河安城駅周辺は、かつて「安城が原」と呼ばれた荒地で、明治用水によるイノベーションで"日本のデンマーク"と呼ばれる農業先進都市になった。現在は、自動車産業を中心とする産業都市としても成長し、のどかな近郊都市でありながら農・工の産業が盛んな街でもある。同プロジェクトでは、その安城市の行政や地域が抱える課題を、スタートアップと市職員が協働で解決する。
安城市発祥の梨「甘ひびき」
今回の募集は、(1)保育施設に関する通知をいち早く届けたい! オンライン通知ツールの開発、(2)働く能力のある生活困窮者をサポート!新しい視点の就労マッチングの実証、(3)幻の梨!?安城市発祥『甘ひびき』をブランド梨へ押し上げたい!、(4)持続的な水の安定供給を! AIなどで配水池水位の調整をサポートしてほしいの4つの課題。中でも、課題3の「幻の梨!?安城市発祥『甘ひびき』をブランド梨へ押し上げたい!」は、糖度が高く美味しい梨として知られる安城市が発祥の梨「甘ひびき」の苗が全国的に広がりつつあることから、早期に本市のブランドを確立し、「甘ひびき」を発祥の地で守り育てることをめざすもの。各課題への応募は8月21日まで。また、参加企業・事業者向けのオンライン説明会を8月5日に開催。参加費無料。詳細・申込みは以下のウェブサイトから。
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