持続可能な農業めざす「SAIプラットフォーム」に加盟 日本企業で初 サントリー2022年8月2日
サントリーグループは、より良い世界のための持続可能な農業を目指す国際団体「SAI(Sustainable Agriculture Initiative)プラットフォーム」に7月に加盟した。同団体への加盟は日本企業では初となり、原料のサステナブル調達を加速する。
「SAIプラットフォーム」は、持続可能な農業を目指し2002年に設立された国際的な団体で、農協(農業協同組合)・製造業者・小売業者などフードシステムに関わる幅広い業種から、150以上の組織が加盟。持続可能な農業の実践状況を評価する約130の項目からなる「FSA(Farm Sustainability Assessment)」評価システムを提供している。
サントリーグループは、持続可能な社会の実現に貢献するため、2011年に「サステナブル調達基本方針」、2017年に「サントリーグループ・サプライヤーガイドライン」を制定。2019年には世界最大のサプライヤーエシカル情報の共有プラットフォーム「Sedex」に加盟し、サステナブル調達に取り組んでいる。
日本では、緑茶飲料の原料となる茶葉の産地と連携し、茶葉製造工程で、一般的な製造工程に比べてGHG排出量を30%以上削減できるプロセスを導入。また、イギリスでは、飲料の「Ribena」の原料となるカシスの生産農家に対して農業支援を行うなど、これまでもさまざまな取り組みを進めてきた。
今後は、「SAIプラットフォーム」を活用し、持続可能な農業をリードする企業や個人とのネットワーク構築・協業などを図っていくことで、原料のサステナブル調達をさらに推進する。
重要な記事
最新の記事
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「コメ騒動」の原因と展望~再整理2025年3月7日
-
(425)世界の農業をめぐる大変化(過去60年)【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年3月7日
-
新潟県産チューリップ出荷最盛期を前に「目合わせ会」 JA全農にいがた2025年3月7日
-
新潟空港で春の花と「越後姫」の紹介展示 JA全農にいがた、新潟市2025年3月7日
-
第1回ひるがの高原だいこん杯 だいこんを使った簡単レシピコンテスト JA全農岐阜2025年3月7日
-
【スマート農業の風】(12)ドローン散布とデータ農業2025年3月7日
-
小麦ブランの成分 免疫に働きかける新機能を発見 農研機構×日清製粉2025年3月7日
-
フードロス削減へ 乾燥野菜「野菜を食べる」シリーズ発売 農業総研×NTTアグリ2025年3月7日
-
外食市場調査1月度市場規模は3066億円2019年比94.6% コロナ禍以降で最も回復2025年3月7日
-
45年超の長期連用試験から畑地土壌炭素貯留効果を解明 国際農研2025年3月7日
-
日本赤十字社のプロジェクト「ACTION!防災・減災」に参加 コープみらい2025年3月7日
-
健康増進へ野菜摂取レベルなど競う企業対抗企画 タキイ種苗が優勝2025年3月7日
-
フルーツピークス横浜ポルタ店2周年記念 いちごの超豪華パフェや感謝価格のタルト登場2025年3月7日
-
EVトラックの最適充電マネジメントシステムサービスを提供開始 グリーンコープ生協くまもと2025年3月7日
-
「金芽米」活用で市職員の花粉症予防・改善にチャレンジ 大阪・泉大津市2025年3月7日
-
台湾へのイチゴ輸出を本格化 JAかみましき2025年3月7日
-
道の駅「明治の森・黒磯」で「手塚さんちの長ねぎドレッシング」新発売2025年3月7日
-
鳥インフル 米デラウェア州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年3月7日
-
鳥インフル 英ポーイス州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年3月7日
-
人形町今半で「福島牛フェア」開催 7日から期間限定で提供2025年3月7日