地元で収穫された新鮮野菜を下北沢駅で提供「セルフなマルシェ」実証実験開始 小田急電鉄2022年8月5日
小田急電鉄は8月6日、住友商事が運営する農家の物流ソリューション「CLOW(クロウ)」を活用し、小田急線の下北沢駅で都内で収穫された新鮮野菜を無人販売する「セルフなマルシェ」の実証実験を開始。通勤・通学などの駅利用時に気軽に新鮮野菜を購入できるマルシェを通して、地域の魅力の再発見につなげる。
「セルフなマルシェ」のイメージ
「セルフなマルシェ」は、近隣に住宅エリアがあり、京王井の頭線との乗り換えなど利用者が多い下北沢駅構内の1階改札内に無人の特設ブースを設置。実施日の朝に世田谷区をはじめ、都内の農家で収穫されたとうもろこしや枝豆、トマトなどを直接運び込み、鮮度の高い状態で販売する。支払いは、二次元コード等を用いた電子決済により、スピーディーに購入できる。
同社は、地域の魅力を再発見するためのきっかけづくりとして、2021年度から新百合ヶ丘駅や相模大野駅で、地域の畜産・農作物を有人販売するイベントをトライアルで行い、延べ1300人が利用した。この取り組みを沿線で広く展開するため、「セルフなマルシェ」の利用者に、取り扱い商品のニーズや無人サービスに対する評価などアンケートへの協力を求め、継続的なサービスに向けた検討を深めていく。
下北沢駅で行われる地場野菜の無人販売「セルフなマルシェ」は、8月6日~30日までの火曜日、土曜日。10:00~22:00の営業。
下北沢駅構内のマルシェ開催場所
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