長野県と連携 県産品の輸出拡大に向けた事業者支援を開始 We Agri2022年8月31日
テックファームグループで農水産物の輸出と海外マーケティングを手がけるWe Agriは、農水産物の輸出や現地での自社販売を通じて培った消費者嗜好や流通への知見を活かし、長野県と連携して県産品の海外販路開拓を支援する。
We Agriは長野県農産物等輸出事業者協議会の輸出支援員に選定された。今後、海外販路開拓支援サービス「コネクトアジア」の提供と合わせてマーケティングから輸出業務まで一貫して支援することで、海外における県産品の認知を高め輸出拡大を図る。
We Agriがマーケティング基盤を持つシンガポールでは、高品質なフルーツに対する需要が高く、長野県はりんご、ぶどうの生産量が全国2位など高品質な果実の生産に特色があることから、長野県産品への需要が高まることが見込まれる。また、日本食の人気の高まりや嗜好の広がりから日本酒の輸出金額は対前年比で30%増加(2021年国税庁発表)。国内2位の酒蔵数で生産される多様な日本酒の輸出拡大が期待されるとともに、県産品への認知拡大は、訪日観光客の産地や酒蔵等への訪問につながる。
また、We Agriと長野県は共同で、県内の食品事業者向けに「シンガポール販路拡大支援セミナー」を9月6日に開催。海外販路の開拓手段がなく、輸出に向けて何から取り組めばよいか分からない事業者に向けて、シンガポールにおける販路開拓や現地でのマーケティングノウハウ、最新の市場動向など、海外進出に役立つ情報を提供する。
◎「シンガポール販路拡大支援セミナー」概要
開催日時:9月6日 15:00~16:00
開催場所:Zoomによるオンライン開催
参加費:無料
登壇者:株式会社We Agri 執行役員 セールス&マーケティング本部長 矢部翔一氏、長野県シンガポール駐在員 担当係長 湯本茂樹氏
申し込み:事前申込み制。下記URLから。
申込期限:9月2日
問い合せ:長野県農産物等輸出事業者協議会事務局(電話)026-235-7216
重要な記事
最新の記事
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(1)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(2)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(3)2025年9月18日
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(3)病気や環境幅広く クリニック西日本分室 小川哲郎さん2025年9月18日
-
【全中・経営ビジョンセミナー】伝統産業「熊野筆」と広島県信用組合に学ぶ 協同組織と地域金融機関の連携2025年9月18日
-
【石破首相退陣に思う】米増産は評価 国のテコ入れで農業守れ 参政党代表 神谷宗幣参議院議員2025年9月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】協同組合は生産者と消費者と国民全体を守る~農協人は原点に立ち返って踏ん張ろう2025年9月18日
-
「ひとめぼれ」3万1000円に 全農みやぎが追加払い オファーに応え集荷するため2025年9月18日
-
アケビの皮・間引き野菜・オカヒジキ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第356回2025年9月18日
-
石川佳純の卓球教室「47都道府県サンクスツアー」三重県で開催 JA全農2025年9月18日
-
秋の交通安全キャンペーンを開始 FANTASTICS 八木勇征さん主演の新CM放映 特設サイトも公開 JA共済連2025年9月18日
-
西郷倉庫で25年産米入庫始まる JA鶴岡2025年9月18日
-
日本初・民間主導の再突入衛星「あおば」打ち上げ事業を支援 JA三井リース2025年9月18日
-
ドトールコーヒー監修アイスバー「ドトール キャラメルカフェラテ」新発売 協同乳業2025年9月18日
-
「らくのうプチマルシェ」28日に新宿で開催 全酪連2025年9月18日
-
埼玉県「スマート農業技術実演・展示会」参加者を募集2025年9月18日
-
「AGRI WEEK in F VILLAGE 2025」に協賛 食と農業を学ぶ秋の祭典 クボタ2025年9月18日
-
農家向け生成AI活用支援サービス「農業AI顧問」提供開始 農情人2025年9月18日
-
段ボール、堆肥、苗で不耕起栽培「ノーディグ菜園」を普及 日本ノーディグ協会2025年9月18日
-
深作農園「日本でいちばん大切にしたい会社」で「審査委員会特別賞」受賞2025年9月18日