「TABETEレスキュー直売所」子ども食堂「大塚応援カンパニー」と連携2022年9月16日
フードシェアリングサービス「TABETE(タベテ)」を手がけるコークッキングが、東松山市、東武鉄道、JA埼玉中央、大東文化大学の5者で連携して運営する「TABETEレスキュー直売所」は、試行的に事業連携してきた子ども食堂を運営する「大塚応援カンパニー」とこのほど正式に事業連携することになった。今後は、6者連携で新たな食品ロス削減への取組を実施する。
各関係機関の役割とスキーム図
この取り組みは、東松山市周辺の5か所にあるJA埼玉中央の農産物直売所で売れ残った農産物をコークッキングが買い取り、当日中に東武東上線の森林公園駅から列車で池袋駅まで輸送。「池袋駅 東武東上線南改札 券売機前」で大東文化大学の学生が、都心の消費者に再販売することで食品ロスの削減に取り組んでいる。2021年3月と2021年6月に行った計2回の実証実験を経て、2021年8月2日から本格運用を開始。当初からその日の状況により農産物が余ってしまうこともあり、農産物を余さず活用できる方法を模索していた。
東武東上線池袋駅 南改札で実施している「TABETEレスキュー直売所」
この課題を解決するため、6月から「OOC子ども食堂」を運営する大塚応援カンパニーへ試行的に農産物の寄附を開始。その中で受渡方法等の課題整理を行い、9月15日から正式連携できる体制が整った。
TABETEレスキュー直売所で余った農産物を調理し、お弁当として子どもたちに届けている大塚応援カンパニー顧問の伊藤一輝氏は、「平日毎日50~80人前後にお弁当を渡しているので食材を余らせた事は一度もない。フードロス問題が解決でき、子ども達の笑顔を見ることができる今回の連携を非常に嬉しく思っている」と話している。
重要な記事
最新の記事
-
JA経営 経常利益18.5%減 2024年度上半期総合JA経営調査2025年3月10日
-
JA貯金残高 108兆2105億円 1月末 農林中金2025年3月10日
-
米価高騰の主因は食糧安保政策の不在【森島 賢・正義派の農政論】2025年3月10日
-
国産ジビエ認証施設に大分県「日田ジビエ工房」認証 農水省2025年3月10日
-
米価下がる見通し 関係者の判断 大幅増 米穀機構調査2025年3月10日
-
女性総合職 新卒採用40%以上を目標 農林中金2025年3月10日
-
廃棄されるゆら早生みかんを豊潤なジュースに フードロス減らしSDGs貢献 JAありだ(和歌山県)2025年3月10日
-
地元産ササニシキがパックご飯、大豆・りんご・たまねぎ・味噌が焼肉のタレに2025年3月10日
-
花き振興部会第36回総会を開く JA鶴岡2025年3月10日
-
本日10日は「魚の日」国産若うなぎ長焼きなど60商品を特別価格で販売 JAタウン2025年3月10日
-
温暖化に対応したミカンとアボカドの適地予測マップを開発 農研機構2025年3月10日
-
【人事異動】農中情報システム(株)(3月31日付、4月1日付)2025年3月10日
-
【今川直人・農協の核心】営農指導モデル2025年3月10日
-
作物病害の原因となる植物群落の結露と気象条件の関係を定量化 農研機構2025年3月10日
-
北海道にコメリパワー「恵庭店」3月21日に新規開店2025年3月10日
-
春の味覚を楽しむ 市内3つの農園でいちご狩り体験 福井県あわら市2025年3月10日
-
乙葉が登壇「さけるチーズの日」盛り上げる「さけるチーズフェス2025」大阪で初開催 雪印メグミルク2025年3月10日
-
お米ギフト「年貢米」オンラインストア限定で新発売 八代目儀兵衛2025年3月10日
-
福島県白河市 美味しくて自慢の農産品が東京に集結 販売会開催2025年3月10日
-
農機自動操舵システム「FJD AT2 Max農機自動操舵システム」販売開始2025年3月10日