家庭用市乳商品・業務用商品の価格改定を実施 生産コストの上昇が要因 雪印メグミルク2022年9月20日
雪印メグミルク株式会社は、家庭用市乳商品と業務用商品の一部について11月1日より価格改定を実施すると発表した。生乳の生産コスト、主要原材料等のコスト上昇が主な要因。
国際的な穀物・エネルギー等の価格高騰や円安の進行により、生乳の生産コストが急激に上昇している。さらに、主要原材料や包装資材、エネルギー、物流費等のコストも上昇している。こうした状況の中、国産牛乳・乳製品の安定的供給を図るため、同社は2022年11月より生乳取引価格を引き上げることについて生産者団体と合意した。同社はこれらのコスト上昇について、企業努力の範囲を超えているとして価格改定の実施を決定した。詳細は下記の通り。
1.対象商品
・家庭用(市販用):牛乳類、清涼飲料、ヨーグルト、デザートの計45品
・家庭用(宅配用):牛乳類、乳飲料、清涼飲料、ヨーグルトの計22品
・業務用:牛乳類、ヨーグルトの計6品
2.価格の改定率
・家庭用(市販用):メーカー希望小売価格について、4.0%~12.5%の改定
・家庭用(宅配用):メーカー出荷価格について、5.3%~8.3%の改定
・業務用:メーカー出荷価格について、7.4%~9.2%の改定
3.価格の改定日
2022年11月1日の同社出荷分より改定
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