食品ロス削減テーマにオンライン講座開催 パルシステム2022年9月20日
パルシステム連合会は10月1日、気候変動の一因である食品ロスの削減に向けた暮らしのアイディアを共有するオンラインイベントを開催。廃棄物の運搬や焼却で発生する二酸化炭素排出量削減に向け、食費節約や家事時短にもつながる家庭での食品ロス削減実践術を紹介する。
講師には、家事と暮らしの研究家・中山あいこさんが登場。中山さんは、手間や時間をかけずに心地よいシンプルな暮らしを送るコツをブログなどで発信している。パルシステムの宅配サービスも活用し、食品ロスを生まない買い物や保存、使いまわしを実践。講座では、中山さん自身が楽に暮らしを充実させているパルシステムの活用術を紹介する。
消費者庁が6月に発表した2020年度の国内推計食品ロス総量522万トンのうち、47%を占める247万トンは家庭から廃棄されている。国内自給率38%と多くの食料を海外から輸入し、さらに廃棄に必要なエネルギーを浪費して温室効果ガスを発生させているのが日本の現状といえる。
パルシステムの宅配事業では、商品の受注数が前週に確定するため「売れ残り」による食品ロスが発生しない。さらにオリジナル商品の開発では、規格外サイズの青果の活用や廃棄部分を減らすなど、食品ロス削減を追求している。利用者にもこれらの商品の活用のみでなく、無駄遣いのない買い物を提案し、持続可能な生産と消費の循環を目指している。
◎環境・気候変動アクション学習会「パルシステムで食品ロスを削減」開催概要
開催日時:10月1日 10時~12時
開催方法:Zoomによるオンライン開催
定員:500人(申し込み多数の場合は抽選)
登壇者:家事と暮らしの研究家 中山あいこさん
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