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高齢者専用宅配の実証実験 体調や困りごとをサポート パルシステム神奈川2022年9月21日

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生活協同組合パルシステム神奈川は10月3日、相模原市内で高齢者専用の配達コース運用を試験的に開始。商品受け渡しの際にコミュニケーションの時間をつくり、体調の変化や困りごとを聞き取る。福祉事業とも連携し、利用者の暮らしに寄り添う取り組みとなる。

商品受け渡し時のコミュニケーションで困りごとをヒヤリング商品受け渡し時のコミュニケーションで困りごとをヒヤリング

高齢者専用の配達コースは、相模原市南区の一部地域でパルシステムを利用するおよそ90世帯を対象。週1回、決まった曜日・時間にほぼ同じ職員が商品を届ける宅配のしくみを生かし、宅配時の対面の時間を通常より長く確保して、体調の変化や困りごとがないかを聞き取り、コミュニケーションを図る。

利用者の体調不良などの異変があった場合は、神奈川県と締結する「地域見守り活動に関する協定」に基づき、自治体や警察、消防に通報。配達担当者は介護保険サービスの基礎知識や認知症サポーター養成講座(オレンジリング取得)、シニア世代の食事バランス講座などを受講し、利用者の相談に対応する。試験運用は同組合の福祉事業所「ぬくもり相模大野駅前」のサービスエリアのため、相談内容に応じて福祉サービスにつなげることも可能。

パルシステムの宅配は、配達時のちょっとした異変にも気がつきやすい業態。この特性を利用し、登録した親族などに毎週の配達の際の安否確認をメールで知らせる「見守り安心サービス」を2016年から無料で提供している。高齢者専用宅配の実証実験は「見守り安心サービス」をバージョンアップさせ、利用者宅での異変を未然に防げるようサポートすることを目指す。

現在、同組合の個人宅配を利用する70歳以上の高齢者は、約1万6000人。5年前の約9000人と比較すると170%を超える増加率で、地域の高齢化に加えコロナ禍による宅配需要が高まっている。高齢化社会での買い物などの生活を支える重要なインフラの役割をパルシステムが果たすため、今後も研究と実践を継続する。

■実証実験概要
対象地域:相模原市の相武台団地、上鶴間、東林間、南台
対象年齢:70歳以上

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