日本惣菜協会と共同でロボット・AI導入推進 ベルク2022年9月29日
ベルクは、経済産業省 「令和4年度革新的ロボット研究開発等基盤構築事業」モデル実証事業に採択された日本惣菜協会と共同でロボット・AI導入推進。トップ技術を持つベンダーの協力のもと「小型・廉価惣菜盛付・トレー供給ロボットシステム開発」と「産業用ロボット活用高速弁当盛付ロボットシステム開発」導入をすすめる。
「令和4年度革新的ロボット研究開発等基盤構築事業」は、人手不足への対応などが課題となっている施設管理・小売・食品の分野にフォーカス。食品分野で特に人手がかかっている惣菜製造において、ロボットにとって盛り付けしやすい盛り付け方法や、掴みやすい包装容器の在り方など、ロボットにやさしい環境、"ロボットフレンドリーな環境"を構築することを目的とする経産省の取り組みとなる。
日本惣菜協会が、惣菜製造企業向けに実施した機械化したい作業についてのアンケート・ヒアリング調査にもとずき、業界共通の課題をとりまとめ、自動化すべき作業を決定。その結果、（1）トレー供給ロボットシステム、（2）惣菜盛付ロボットシステム、（3）弁当盛付ロボットシステム、（4）容器蓋閉めロボットシステム、（5）惣菜製品移載ロボットシステムを開発対象とした。
また、ロボット導入障壁を下げる取り組みとして、システムのリース・レンタルシステムの構築、廉価なロボット本体の構想設計、容器・番重の標準化を検討。さらに、惣菜製造の全体最適化を実現するため、AIと現実の環境を仮想空間に再現するデジタルツインを用いた工程の最適化と、量子コンピューターを活用した人員配置の最適化も実現する。
事業における導入パートナー及びベンダー・協力企業
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