外食市場調査8月度 外食市場規模はコロナ禍前比68.6% 前月より悪化も6月レベル2022年10月4日
リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、首都圏・関西圏・東海圏の20~69歳の男女約1万人を対象に2022年8月度の「外食市場調査」を実施。外食市場規模は、コロナ禍前比(2019年8月比)68.6%で、7月より悪化したが、6月のレベルにとどまった。
8月の外食市場規模は、3圏域合計で2385億円。前年同月比は+990億円と9か月連続の前年比プラスだった。前月比は‐112億円で、コロナ禍前の2019年同月比は、68.6%と前月の同71.8%に比べるとマイナス幅が拡大したが、6月の同68.6%と同レベル。8月の新規感染者数の増加幅を考えると後退は限定的ともいえる。
単価は10か月連続で前年実績を超え、2019年同月比でも103.3%。本格化している外食の値上げの影響も含んでの増額と考えられる。食事主体業態・計は前年比153.7%(19年比76.0%)、飲酒主体業態・計は同324.0%(同53.0%)、軽食主体業態・計は同137.6%(同75.9%)、主要16業態は全業態で延べ外食回数と市場規模が前年比では拡大。行動制限・営業制限のあった前年より市場環境は悪くない状況といえる。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(138)-改正食料・農業・農村基本法(24)-2025年4月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(55)【防除学習帖】第294回2025年4月19日
-
農薬の正しい使い方(28)【今さら聞けない営農情報】第294回2025年4月19日
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日