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ワーカーズコレクティブ「みんなのかまど」長野県岡谷市にオープン 生活クラブ2022年10月17日

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生活クラブ生活協同組合・長野は10月15日、生活クラブ長野の本部センター1階(長野県岡谷市)にワーカーズコレクティブのパン販売店舗 「みんなのかまど」 をオープン。「共に働く」をテーマに、安心安全な材料を使った美味しいパンを提供するとともに、就労支援にも取り組む。

長野県岡谷市で10月15日にオープンした「みんなのかまど」長野県岡谷市で10月15日にオープンした「みんなのかまど」

10月に労働者協同組合法(ワーカーズ法)が施行され、労働者自らが出資し、民主的に事業を運営する働き方「ワーカーズコレクティブ」がいま再び注目されている。

生活クラブ長野では、2019年から地域共生社会づくりをめざして就労支援事業の検討を重ねてきた。「働く」ことを通して誰もが地域につながりと役割を持てる就労支援を通して、ボーダーのない地域社会をつくる上で、事業の主体は「ワーカーズコレクティブ」が最適であるという結論に至った。

長野県岡谷市で10月15日にオープンした「みんなのかまど」

事業の柱は生活クラブの遊休施設・設備を活用したパンの製造。細かく工程が分かれるパンの製造は、メンバーそれぞれが得意な作業に取り組み、分業でき、店舗は地域の交流の場にもなる。今後は本部センター内の空きスペースを活用した居場所事業の展開も検討。同センターは、集合住宅や学校施設と隣接しており、様々な世代が行き交うエリアに位置している。

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