鳥獣被害の状況や対策方法を紹介「キックオフセミナー」25日に開催 パソナ農援隊2022年10月25日
パソナ農援隊は、農林水産省から鳥獣被害対策・捕獲に興味のある人材の発掘・育成、及び地域とのマッチングを支援する事業「鳥獣被害対策担い手マッチング事業」を受託。全国的な鳥獣被害や対策方法等を紹介する同事業の「キックオフセミナー」を10月25日18時30分からオンラインで開催する。
農水省によると、野生鳥獣による農作物被害額は年間161億円に上る。一方、地域で対策を講じてきた鳥獣捕獲の担い手の減少・高齢化により人手不足が顕著で、新たな人材の発掘・育成が急務となっている。「鳥獣被害対策担い⼿マッチング事業」では、狩猟免許を取得しながらも活動できていない人や、鳥獣被害対策・捕獲に興味のある人を対象に、基礎知識等を学ぶオンライン座学と鳥獣捕獲の見学・体験をするフィールドワークを組み合わせた研修プログラムを実施する。
また、全国各地の鳥獣捕獲に関わるボランティアや講習会の案内など、多様な関わり方ができる情報をウェブ上で発信し、人材と地域のマッチング支援を行う。同事業の実施期間は10月25日～2023年2月下旬を予定。
◎「鳥獣被害対策担い手マッチング事業」スケジュール
＜キックオフセミナー＞
全国的な鳥獣被害の状況や対策方法等の基本を学ぶ
日時：10月25日18：30～20：0 ※オンライン開催
＜事例勉強会＞
多様な関わり方で活躍している人材の事例を学ぶ
日時：11月8日18：30～20：00、11月15日18：30～20：00※いずれもオンライン開催
＜フィールドワーク＞
全国8か所で鳥獣捕獲や被害対策の現場を体感
実施予定：11月以降
実施地域：岩手県大槌町、埼玉県横瀬町、茨城県岩間町（仮）、石川県穴水町岐阜県郡上市、島根県松江市（仮）、熊本県宇城市
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