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セメント事業から撤退 カーバイドチェーン再構築でポートフォリオ変革 デンカ2022年10月27日

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デンカは、セメント販売事業等について、2023 年3月末を目途に、新たに新設する100%子会社への吸収分割により承継させた上で、太平洋セメントに当該子会社の全株式を譲渡することを同社と合意した。また、2025年上期を目途にセメント生産を終了し、石灰石の自社採掘およびセメント製造事業からの完全撤退を、10月25日開催の取締役会で決議した。

デンカは1954年からセメント事業に参入。新潟県糸魚川市の青海工場で、隣接する黒姫山の豊富な石灰石資源のうち、カーバイド向けに使用できない純度やサイズの石を有効活用し、セメントの製造・販売してきた。また、カーバイドやクロロプレンゴム等の工場内他製品の製造時に発生する副産物や社外の廃棄物を受け入れ、セメントの原燃料として有効活用することで独自のカーバイドチェーンを構築。製品の競争力向上や工場のゼロエミッション化を追求するとともに、地域社会の資源リサイクルにも貢献している。

近年、同社のセメント事業は主要販売先の北信越地区をはじめ、国内セメント需要が低調に推移。また、老朽化した設備の更新やカーボンニュートラルに向けた大型投資が避けられない厳しい局面にある。

経営計画「Denka Value-Up」において事業再構築が必要なコモディティー事業と位置付け、構造改革を検討してきたが、このほど、デンカ単独運営による今後の事業の維持・成長は困難との結論に至った。業界最大手の太平洋セメントに同社のセメント販売事業を承継することが、同社のセメント需要家にもメリットが大きいと判断した。

太平洋セメントは、同社100%子会社の明星セメント株式会社をデンカ青海工場と同じ糸魚川市内に有しており、デンカのカーバイドチェーンで行ってきた、石灰石の供給と副産物の有効活用の役割を担うことができる唯一の提携パートナーであると判断した。

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