人事2024 左バナー 
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
240401・ニッソーグリーン マスタピース水和剤SP
FMCセンターPC:ベネビア®OD
JA全中中央SP

生鮮食品を「船便」で海外輸送 鮮度維持装置を使い実証実験 農水省補助事業 MOVIN2022年10月27日

一覧へ

MOVIN株式会社は、株式会社スーリヤが特許を持つ鮮度維持装置を使い、生鮮食品の鮮度を維持したまま、船便で海外へ輸送する実証実験を統括支援する。同事業は農林水産省の令和3年度農林水産物・食品輸出促進緊急対策事業補助金の交付を受けて行なわれる。

実証実験輸送予定図実証実験輸送予定図

海外への物流手段は航空機輸送、船舶輸送、鉄道輸送などがあるが、輸送の手段によってメリットとデメリットがある。例えば、航空機輸送はスピードが速く鮮度維持に強みを発揮するが、物流コストが価格に反映し、現地での価格が高騰。一方、船舶や鉄道輸送の物流コストは安く、現地での価格の変動は少ないが、スピードが遅く鮮度維持に難点がある。

現在、アジアへの船便の国際小包は30kgの場合、輸送料金が航空便に比べ約45%安い。生鮮食品の分野でも船舶や鉄道輸送で鮮度維持ができれば、物流コストが安くなり、海外での競争力アップが期待できる。

そこで、今回の実証実験では、スーリヤが特許を持つ鮮度維持装置を使い、これまでは冷凍して航空便でなければ送れなかった生鮮食品を、冷蔵で鮮度を保ったまま船便で海上輸送する。

連携全体図連携全体図

ミシュラン2つ星を2期連続で獲得した福岡の店『油山山荘』の協力で、様々な日本の生鮮食材を海外の超富裕層に届け、コールドチェーン技術を導入したフードバリューチェーン構築を目指す。また、大量輸送できる船便輸送による生鮮食品分野のモーダルシフトを行うことで、航空便にかかっていた費用を削減し、生鮮食品の競争力を高める。

さらに、同実証実験では株式会社誠善(物流コンテナ支援)、株式会社LOMA(物流データ取得)、油山山荘(食材提供支援)、株式会社TED(富山物流管理、衛生管理)と連携することで、今後の海外物流に寄与できる温度、振動など20項目の物流ビックデータや食材管理、販路などノウハウをを取得する。

同実証実験は10月27日、伏木富山港で出陣式を実施。白エビ、バイ貝、ます寿司、とらふぐ刺し、高級明太子、生椎茸、乾燥椎茸、鶏卵、ハラール肉、青森りんご、柿、さつまいもなどが、UAE、シンガポール、香港、EUに向けて輸送される。

重要な記事

ナガセサンバイオ右上長方形SP 20230619

最新の記事

DiSC:SP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る