香箱ガニ最高級ブランド「輝姫」が初セリ 加能ガニ「輝」は100万円で落札 JFいしかわ2022年11月9日
石川県漁業協同組合は11月6日、初セリ(カニ漁解禁日)に合わせて、「蟹-1(カニワン)グランプリ」を石川県漁協かなざわ総合市場と同加賀支所の2か所の市場で開催。各船が厳選した自信の雄のズワイガニ(加能ガニ)1尾を活ガニとして1枚ずつセリにかけ、グランプリ(最高金額)を決めた。
最高額で落札された加能ガニの最高級ブランド「輝」と
雌のズワイガニ(香箱ガニ)の最高級ブランド「輝姫」を手にする関係者
当日は、昨年の「蟹-1(カニワン)グランプリ」時に、史上最高額の500万円の値がつき話題となった加能ガニの最高級ブランド「輝」の他、今年9月に新たに発表した雌のズワイガニ(香箱ガニ)の最高級ブランド「輝姫」の初セリを実施。 「輝」は石川県漁協加賀支所で1尾が認定され、 「輝姫」は石川県漁協かなざわ総合市場、加賀支所で計20尾が認定され華々しい初セリデビューとなった。
かなざわ総合市場では、石川県漁協の油谷市場長、加賀支所では橋本理事(いしかわ四季のさかなPR推進協議会会長)から、「輝姫」のブランド立ち上げの背景や特長などを発表後、加能ガニ(「蟹-1(カニワン)グランプリ」)、「輝姫」、「輝」の順でスタート。
「輝姫」の初セリでは、1尾ずつ測定や記録が次々に行われ「輝姫」として認定された計20尾として、石川県漁協かなざわ総合市場で7尾、加賀支所で13尾が順にセリにかけられた。最高額は石川県漁協加賀支所の1尾30万円で、雌のズワイガニとしては国内史上最高額となった。
一方「輝」は、厳しい条件をクリアしたものが、19時間際に認定され、今年は、石川県漁協加賀支所にて1尾のみの認定。加賀支所で1尾100万円で落札され、料亭新保の福島公一さんが手にした。今回の初セリには、2会場合わせて約50人の買い人が参加した。
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