8月豪雨被害 青森県・古川りんご園へ見舞い金贈呈 生活クラブ連合会2022年11月9日
生活クラブ連合会は11月2日、東北・北陸地方で8月に発生した豪雨被害を受けた同生協の提携生産者、古川りんご園(青森県弘前市)に、見舞金155万円を届けた。また、生活クラブ連合会の会員生協、生活クラブ生活協同組合(青森)は、今回の被害を受けて組合員から寄付を募り同日、集まった寄付金の8万円を届けた。
生活クラブ連合会 の村上彰一会長から古川りんご園の古川元祥代表(中央)と
同園の花田敏英氏に災害見舞金を届けた
古川りんご園は同生協に「つがる」「ジョナゴールド」「王林」「ふじ」などのりんごを出荷する生産者で、1989年から提携が始まった。土づくりには有機質肥料のみを使い、「安心しておいしく食べられる」ことに価値を置いて持続可能な農業を推進している。
8月3日と同9日から13日までの豪雨により園地は2度の冠水に見舞われ、2度目の豪雨では倉庫や冷蔵庫も浸水。樹木が長時間浸水したことで、病気や枯れの懸念があり、次年度以降もこの影響が及ぶ可能性がある。そのため、同生協は生産の継続を何らかのかたちで応援しようと、お見舞金を届けた。
落下したりんご(8月撮影)
生活クラブ連合会ではカタログで古川りんご園の特集を組むなど、今後も利用促進活動につとめ、安定的に利用し続けることで、園地の再生と持続可能な生産を応援していく。
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