東京から最も近い原発「東海第二原発・再処理施設」学習会開催 パルシステム東京2022年11月16日
パルシステム東京は11月23日、東京から最も近い東海第二原発(茨城県東海村)と再処理施設について学ぶオンライン学習会を開催。東日本大震災による津波被害で停止した原発の今を学ぶ。
講師を務める脱原発ネットワーク茨城の共同代表の小川さん
東海第二原発の問題点を学ぶ同企画は、市民の立場から原発の危険性を訴え、各地での講演会などに取り組む脱原発ネットワーク茨城の共同代表、小川仙月さんが講師を務める。
東海第二原発は、東日本大震災発生時に原子炉が自動停止。津波被害を受けた1台を除く2台の非常用電源での冷却を余儀なくされ、冷温停止までに3日以上を要した。全電源が被害を受けていれば、福島第一原発と同様になっていた恐れもある。現在、再稼働をめざして防潮堤工事などを進めているが、水戸地裁は周辺住民の避難計画の実効性を問題視し、2021年3月に運転差し止めを命じた。学習会では、これらの詳しい現状と再処理施設の問題点も学ぶ。
◎「東海第二原発と再処理施設学習会」開催概要
日時:11月23日 10:30~12:00
会場:オンライン開催(zoom)
参加費:無料
定員:50人
講師:小川仙月さん
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