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産直米8トンを緊急支援 都内40団体通じ生活困窮者の食を支援 パルシステム東京2022年12月8日

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パルシステム東京は12月13日、都内で生活困窮者支援などの活動をする約40の連携団体に産直米約8トンの寄贈を開始。物価高騰が続き年末年始の暮らしが厳しい状況に置かれる中、生産者の協力を得て購入した産直米を連携団体の食の支援活動に役立てる。

寄贈する産直米「エコ・岩手ひとめぼれ(無洗米)5kg」寄贈する産直米「エコ・岩手ひとめぼれ(無洗米)5kg」

パルシステム東京が寄贈する米は、岩手県の産直米「エコ・岩手ひとめぼれ(無洗米)5kg」。JAいわて花巻の生産者が田んぼの土づくりからこだわり、農薬の使用量を慣行栽培の半分以下に抑えて生産した。今回の取り組みでは、ふだんの宅配で利用者に届けている産直米1636袋、計8180キロをパルシステム東京が買い取り、都内で連携する子ども食堂や社会福祉協議会などの約40団体に贈る。

13日から各団体へ順次引き渡し、フードパントリーなどを経てひとり親・生活困窮者への支援物資として届けられる。パルシステム東京は、夏休みで学校給食がなくなる7月から8月にかけても56団体へ産直米約20トンを贈った。

物価高騰の影響が続き、食料品価格の値上げが相次ぐ中、年末年始は日雇いの仕事減少や公的支援窓口の休業で、生活に困窮する人たちはますます増えることが予想される。支援団体にとって、主食になり長期保存できる米は活用しやすい食材で、受け取る家庭も子どもたちの給食がない冬休みに「お腹いっぱい食べさせてあげられる」と喜ばれている。また、米離れがすすむ中、産地で手をかけて育てられた産直米の消費にもつながる。

7月の江戸川センターでの寄贈式7月の江戸川センターでの寄贈式

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