「徳之島産コーヒー」支援 鹿児島県立徳之島高校でコーヒー教室を実施 味の素AGF2022年12月8日
味の素AGFは12月2日、「徳之島コーヒー生産支援プロジェクト」に協力する鹿児島県立徳之島高等学校の生徒に向けてAGF社員によるコーヒー教室を実施した。
徳之島高校でのコーヒー教室の様子
同プロジェクトは、伊仙町役場、徳之島コーヒー生産者会、丸紅とAGFの4者で台風被害や土壌改善、精選機など設備の不足などの課題を解決しながら、徳之島産コーヒーの生産を支援し、島の次世代に引き継ぐため2017年6月に始まった活動。
徳之島高校の生徒は、以前からコーヒーの木の育苗や苗植え、コーヒー豆の収穫などをサポートしてきたが、コーヒーの魅力をより実感しコーヒー栽培に興味を持ってもらおうと、収穫後のコーヒー豆がどのような過程を経て販売・飲用されているのか、その流れを学ぶ機会を作った。
コーヒー教室では、社内資格「AGFコーヒー検定」の上級プログラム受講生が講師となり、クイズを交えながらコーヒーが出来る過程を学んだ。また、焙煎・グラインド・抽出したコーヒーを淹れて飲む体験型授業のほか、徳之島コーヒーを身近に感じられるよう、今回学んだコーヒーの知識と徳之島の魅力を掛け合わせた店舗開発を想像するなどワークショップを実施。さらに、徳之島の特産品である島バナナや黒糖を使って、簡単に作れるデザートとして徳之島黒糖バナナラテと黒糖パンケーキを紹介し、実際に試食した。
授業終了後、生徒からは「コーヒーは人の好みに合わせて色々な楽しみ方があると理解できた」「徳之島のコーヒーは、苗植えから携わっているので、その美味しさが伝わったら嬉しい」などの声があがっていた。
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