柑橘産業の発展と地域活性化へ 愛媛県八幡浜市、愛媛銀行と連携協定締結 クラダシ2022年12月9日
ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営するクラダシは、愛媛県八幡浜市、愛媛銀行と3者で「八幡浜市におけるSDGsの推進に係る食品ロス削減及び特産品のPRに向けた連携協定」を締結。八幡浜市の柑橘産業のさらなる発展と地域の活性化をめざす。
愛媛県八幡浜市、愛媛銀行、クラダシの3者が連携協定を締結
八幡浜市は、「日本一の品質を誇るみかん産地」として知られる一方、就農者の高齢化や収穫期の労働力や担い手の不足、栽培技術の継承などに課題がある。9月に改訂された「第2期八幡浜市まち・ひと・しごと創生総合戦略」でも、みかん産地の維持が「基本目標1 強い産業をつくり、しごとを維持、創出する」の具体的施策として挙げられている。
経営理念に「ふるさとの発展に役立つ銀行」を掲げる愛媛銀行は、第17次新・中期経営計画で、「変革への挑戦2nd stage~地域再起動のプラットフォーマーへ~」をテーマに、地域に親しまれ、ふるさとの発展に役立つ銀行をめざし地域課題に取り組んでいる。
「日本で最もフードロスを削減する会社」を、ビジョンに掲げるクラダシは、フードロスや地方創生に興味のある学生が日本全国の人手不足で悩む地域・農家を訪れ、収穫支援や現地での交流を行う社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」を2019年から実施。参加する学生の旅費や滞在費、食費などをクラダシ基金から拠出している。
愛媛銀行とクラダシは今後、愛媛県内各地域のさらなる活性化と一次産業支援をめざす最初の取り組みとして、八幡浜市の柑橘産業のさらなる発展と地域の活性化を目的に、八幡浜市、愛媛銀行、クラダシの3者が連携協定を締結した。
今後は、社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」を2023年2月21日~27日にかけて実施。八幡浜市の農業生産法人・小林果園で学生を受け入れ、収穫の時期を迎えた柑橘の収穫支援を行う。また、学生と市役所職員の意見交換会を行い、柑橘や鱧など八幡浜市の魅力や特産品を学生が発信する。また、クラダシチャレンジとして初となる金融機関も交えた連携であることを活かし、愛媛銀行の行員による金融リテラシー講座も実施する。
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