「もったいない野菜」豊作野菜5種類を『おたすけOisix』サービスで緊急販売2022年12月12日
食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地が展開するOisixは、11月の記録的な高温による影響で収穫タイミングが早まり、余剰となっている静岡県産のブロッコリー、千葉県産の小松菜、きゅうり、チンゲンサイ、群馬県産の白菜の緊急支援販売を12月9日以降、随時開始する。
支援販売は、通常の流通で扱いにくくなった食品を、購入を希望する会員向けに通知・販売するサービス「おたすけOisix」において実施。「おたすけOisix」の取り組みは、8月の開始から登録会員数が3万5000人を超え、12月1日現在、累積26トンの青果を届けた。
気象庁が12月1日に発表した統計資料では、9〜11月の平均気温は全国的に高く、「過去100年で最も暑かった秋」との分析結果となった。その影響で国内の産地では、計画的に植え付けていた野菜が一気に成長。年末に収穫を予定していた分まで出荷サイズに実っているケースが各地で発生しており、食料価格の高騰が続く中、豊作による価格調整で廃棄になる事例も出ている。
Oisixは、こうした野菜を「おたすけOisix」で販売。また、現在余剰になっていることから、年末には収穫量が下がり、品不足になることが予想されるため、今買って年末まで保存する冷凍方法なども伝えながら、フードロスを削減する取り組みを進める。「おたすけOisix」は、Oisixを利用中の会員であれば登録できる。
重要な記事
最新の記事
-
花業界の年末商戦は松市(まついち)からスタート【花づくりの現場から 宇田明】第48回2024年11月28日
-
ボトル小型化でGHG排出量3割削減 ゼロボードとの協業でCFP算定 バイエルクロップサイエンス2024年11月28日
-
リジェネラティブ農業を推進 25年に他社との共創プロジェクト バイエルクロップサイエンス2024年11月28日
-
続・どぶろくから酒、ビールへ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第318回2024年11月28日
-
【TAC部門】優秀賞 一流の経営者に俺はなる JAしまね 大國満瑠氏2024年11月28日
-
【TAC部門】全農会長賞 「京おくら」産地化へ~ゼロからのスタート JA京都中央 佐藤聖也氏2024年11月28日
-
「古川モデル」子実トウモロコシから水田輪作へ JA古川、3年間の実証実験総括 農研機構東北農業研究センターの篠遠善哉主任研究員2024年11月28日
-
鳥インフル 米ノースダコタ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月28日
-
毎週の各国との電話会議・閣僚会合の現地での反対運動【近藤康男・TPPから見える風景】2024年11月28日
-
三島伝統のたくあん漬けや大根料理を堪能「三嶋大根祭り」開催 JAふじ伊豆2024年11月28日
-
9年連続の就任 コリラックマ「とちぎのいちご大使」に任命 JA全農とちぎ2024年11月28日
-
「ちょっといい日に和牛を食べようキャンペーン」開催 JAタウン2024年11月28日
-
適用拡大情報 殺菌剤「日曹ファンタジスタ顆粒水和剤」 日本曹達2024年11月28日
-
農薬登録変更 殺菌剤「日曹ストロビーフロアブル」 日本曹達2024年11月28日
-
農業IoTの通信インフラ整備へ 自治体や土地改良区と連携 farmo2024年11月28日
-
山梨県産フルーツ活用「やまなしスイーツコンテスト2024」初開催 山梨県2024年11月28日
-
価格高騰中の長ねぎ カットされる青い部分を商品化で大ヒット Oisix2024年11月28日
-
「幻の卵屋さん」京都駅に初出店 日本たまごかけごはん研究所2024年11月28日
-
「うまいに、まっすぐ。新潟県フェア」開催 県産農林水産物の魅力を体験 新潟県2024年11月28日
-
【役員人事】朝日アグリア(12月1日付)2024年11月28日