農水省「あふ食堂」など「福島県産食材」コラボイベント開催 SANKO MARKETING FOODS2022年12月13日
SANKO MARKETING FOODSは、運営を受託する農林水産省の「あふ食堂」と厚生労働省の「笑縁食堂」で、福島県産食材を使ったコラボイベントを12月23日まで開催している。
麓山高原豚丼
東日本大震災から約10年が経過し、福島県では「チャレンジ」を合言葉に新たな農畜産業創出の地とするため、ロボットや先進的技術などを使った「一次産業」を展開する挑戦に取り組んでいる。今回のイベントでは、「麓山高原豚豚肉」や「愛情しいたけ」、「なかた農園の葱」を使った期間限定メニューを提供することで「復興の福島」を応援する。
「麓山高原豚」は、全農福島県本部が認定した生産現場で指定された種豚で一定期間専用飼料を給与された肉豚。福島県の川俣町と二本松市にまたがる麓山(はやま)地区に福島県経済連(現:JA全農福島)の種豚場が造られ、この農場で生産された豚は、県内の養豚農家に母豚として供給された。その母豚から生まれた豚(三元豚)が「麓山高原豚」で、肉質の柔らかさが大きな特長。脂肪もあっさりしてアクが少なく、見た目も淡紅色の肉色で美しい。年間の生産頭数は約1万8000頭と福島県内での流通がほとんどの福島のご当地銘柄豚となっている。
一方、「愛情しいたけ」は、福島県内の生産者が、究極の安全と品質を目指して栽培している菌床しいたけのブランドで、肉厚で濃厚な味が特徴。生産者は全農福島しいたけ生産販売協議会の会員となり、JA全農福島が商品化と販売の全般を担うことで、生産者は高品質なしいたけの栽培に専念できる。
食堂のメニューで使われるネギは、化学肥料になるべく依存せず、農作物の残渣や牛の排出物等を利用した堆肥で農作物を栽培する「自然循環型農業」に取り組むなかた農園のもの。また、伝統的な福島の冬の名産品「あんぽ柿」も販売される。
三春グルメンチ定食
福島県産食材のおいしさを堪能できるスペシャルメニューは、「麓山高原豚丼」(1200円)、「三春グルメンチ定食」(1200円)、「ご当地グルメなみえ焼きそば 」(850円)、「喜多方ラーメン」(800円)など。
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