忘年会・新年会の動向調査「会社・仕事関係」の忘・新年会は2年度連続で回復傾向2022年12月13日
リクルートの外食市場に関する調査・研究機関『ホットペッパーグルメ外食総研』は、今年度の忘年会・新年会についての消費者アンケートを実施。参加回数は、20.6%が昨年度より「増加しそう」と想定しており、予算は1回当たり平均4526円と過去最高額となった。また、「会社・仕事関係」の忘・新年会は2年度連続で回復傾向にある。
今年度(2022年12月~2023年1月)の忘・新年会の参加回数の見込みは、「昨年度より大きく増えそう」「昨年度よりやや増えそう」の"増加派"が計20.6%。「昨年度より大きく減りそう」「昨年度よりやや減りそう」の"減少派"が計1.3%で、増加派が減少派を大きく上回った。2年連続で回復傾向にあると見られる。外食で行う場合とオンライン開催で行う場合の参加方法別では、「外食」で"増加派"は計20.2%、"減少派"は計1.1%。回復する忘・新年会需要の中心は「外食」となった。
また、今年度の忘・新年会1回当たりの予算は、「5000円~6000円未満」(34.1%)が最も多く、過去年度の参加費の同価格帯と比べると、最も高い割合を示した。今年度の平均想定予算は4526円(前年比+258円)で過去最高額。前年度の実際の参加費(平均4607円)も過去最高額となった。
一方、今年度参加する機会がありそうな忘・新年会の相手の割合は、「会社・仕事関係」(25.0%)が最も割合が高く、次いで「友人・知人関係」(23.5%)。コロナ禍の過去2度の調査では「友人・知人関係」の割合が最も高かったが、「会社・仕事関係」が2年連続で回復傾向を示し、今年度は首位に再浮上した。
同調査は9月20日~30日、首都圏に住む20~69歳の男女を対象にインターネットで実施。調査対象者数は、1万4741件。
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