今年最高の花「日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2022」決定2022年12月14日
ジャパンフラワーセレクション実行協議会は12月13日、今年最高の花を決める「日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2022」を発表。各部門でその年の最も優れた品種に与えられる「最優秀賞」は、切花部門で鹿児島県のテッポウユリ「咲八姫」が受賞。また、鉢物部門は石原産業のファレノプシス「BlueGene(ブルージーン)」、ガーデニング部門は、株式会社ハクサン(愛知県)のガイラルディア「スピントップ スターバースト」が受賞した。
切花部門で最優秀賞の鹿児島県のテッポウユリ「咲八姫」
ジャパンフラワーセレクション実行協議会は、切花・鉢物・ガーデニングの各部門で審査会を行い、91品種を業界が推奨できる品種として受賞品種に選定。この受賞品種の中から11月22日に開かれた中央審査委員会での厳正な選考の結果、今年の「フラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)」を決めた。
切花部門で最優秀賞を受賞した鹿児島県の「咲八姫」は、これまでになかったイノベーティブなテッポウユリ。日持ちもよく、八重咲きの程度もちょうどテッポウユリで、上向きに開花し1本でも絵になる花姿。和風、洋風どちらにでも利用できる。春審査会時の人気投票では切花部門で第1位となった。
鉢物部門で最優秀賞の石原産業のファレノプシス「BlueGene(ブルージーン)」
また、鉢物部門で最優秀賞のファレノプシス「BlueGene(ブルージーン)」は、2005年からの研究開発で試行錯誤を経て誕生した、唯一無二の青色のミディ系コチョウラン。濃青色が美しく、和のテイストも感じられる。来場者の人気投票では切花・鉢物の総合で
1位となった。
ガーデニング部門で最優秀賞の株式会社ハクサン(愛知県)のガイラルディア「スピントップ スターバースト」
ガーデニング部門で最優秀賞の「スピントップ スターバースト」は、大輪多花性で春から冬まで連続開花するガイラルディアで、夏の間も止まらず咲き続ける。低い位置で開花するため、株元が少し枯れ上がっても気にならない。さらにコンパクトになった株姿、大きな花、花後の丸い種子も目立ちすぎることもなく、全体にバランスが良いところなどが評価された。
ジャパンフラワーセレクション(JFS)は、2006年4月に始まった日本で唯一の統一的な花きの新品種認定事業。『いい花の新基準。』を合言葉に、毎年、次々と市場に導入される花きの新品種のなかから、生活者へ自信をもって推奨できる新品種を公正な立場で審査し、業界として推奨できる品種を選定してJFS受賞品種として発表している。
審査は、切花部門、鉢物部門、ガーデニング部門の3部門で実施。JFS受賞品種は、認定登録を経て専用のロゴマーク(JFSマーク)を付けて販売される。
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