「シンガポール向け海上冷蔵混載サービス」販売開始 名鉄ワールドトランスポート2022年12月14日
名古屋鉄道傘下の名鉄ワールドトランスポートは12月14日、シンガポール向け食品・農産品の輸出拡大支援サービス「シンガポール向け海上冷蔵混載サービス」の販売を開始した。
近年アジアを中心とした海外消費者の所得が向上し、日本産農水産物・食品の潜在的購買層が増えるとともに、訪日外国人の増加などを通じて、日本産食品の魅力が海外に広まっている。また、国内外での商談会やフェア等数多く開かれ、日本産食品を海外に販売したい人、海外で買いたい人のマッチングの機会も増加。一方、商品は評価されているにもかかわらず、少量の取引で、輸送手段・鮮度(品質維持)・コストなどの面で商談が成立しない事例もあり、高コストの輸送手段で輸送されている。名鉄ワールドトランスポートは、こうした輸出取引の拡大を物流サービスの提供で支援。シンガポールでの日本の食の魅力、食の文化の発信につなげる。
このほど提供するサービスは、月2回の隔週に定期スケジュール化され、少量多頻度での商品販売が可能になる。また、少量輸送に適した運賃単位の設定や、国内の集荷・通関、現地での通関・配送などのオプションサービス、港から港の輸送だけでなく、日本国内・シンガポール現地側のサービスをオプションとして用意。輸出入の取引形態に合わせ選ぶことができる。
今後は、2023年4月から週1回のサービスに拡充し、より利便性の高いサービスとして提供する。また、同4月を目途に冷凍温度帯(マイナス18度帯)でのサービスの提供を開始を予定。要望の多い東南アジア地域を中心に、冷蔵・冷凍温度帯の混載サービスを順次拡充していく。
重要な記事
最新の記事
-
花業界の年末商戦は松市(まついち)からスタート【花づくりの現場から 宇田明】第48回2024年11月28日
-
ボトル小型化でGHG排出量3割削減 ゼロボードとの協業でCFP算定 バイエルクロップサイエンス2024年11月28日
-
リジェネラティブ農業を推進 25年に他社との共創プロジェクト バイエルクロップサイエンス2024年11月28日
-
続・どぶろくから酒、ビールへ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第318回2024年11月28日
-
【TAC部門】優秀賞 一流の経営者に俺はなる JAしまね 大國満瑠氏2024年11月28日
-
【TAC部門】全農会長賞 「京おくら」産地化へ~ゼロからのスタート JA京都中央 佐藤聖也氏2024年11月28日
-
「古川モデル」子実トウモロコシから水田輪作へ JA古川、3年間の実証実験総括 農研機構東北農業研究センターの篠遠善哉主任研究員2024年11月28日
-
鳥インフル 米ノースダコタ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月28日
-
毎週の各国との電話会議・閣僚会合の現地での反対運動【近藤康男・TPPから見える風景】2024年11月28日
-
三島伝統のたくあん漬けや大根料理を堪能「三嶋大根祭り」開催 JAふじ伊豆2024年11月28日
-
9年連続の就任 コリラックマ「とちぎのいちご大使」に任命 JA全農とちぎ2024年11月28日
-
「ちょっといい日に和牛を食べようキャンペーン」開催 JAタウン2024年11月28日
-
適用拡大情報 殺菌剤「日曹ファンタジスタ顆粒水和剤」 日本曹達2024年11月28日
-
農薬登録変更 殺菌剤「日曹ストロビーフロアブル」 日本曹達2024年11月28日
-
農業IoTの通信インフラ整備へ 自治体や土地改良区と連携 farmo2024年11月28日
-
山梨県産フルーツ活用「やまなしスイーツコンテスト2024」初開催 山梨県2024年11月28日
-
価格高騰中の長ねぎ カットされる青い部分を商品化で大ヒット Oisix2024年11月28日
-
「幻の卵屋さん」京都駅に初出店 日本たまごかけごはん研究所2024年11月28日
-
「うまいに、まっすぐ。新潟県フェア」開催 県産農林水産物の魅力を体験 新潟県2024年11月28日
-
【役員人事】朝日アグリア(12月1日付)2024年11月28日