JAふじ伊豆が協力 「ヤマツ葉ショウガの湯」26日から開催 箱根小涌園2022年12月14日
箱根の小涌谷にある箱根最大級の本格日帰り温泉 箱根小涌園 元湯 森の湯は、JAふじ伊豆(静岡県沼津市)の協力で、箱根西麓三島野菜認定のヤマツ葉ショウガの種ショウガの親株を使った「ヤマツ葉ショウガの湯」を12月26日から開催する。
ヤマツ葉ショウガ
元湯 森の湯は、「SDGsの観点から食品ロスを少しでも減らし、市場に出回らないものを最後まで有効活用するとともに、地元の旬の恵みを広く知っていただくこと。」を目的に、SDGsな旬の変わり風呂を定期的に実施。2022年は「曽我の梅湯」、「生おからのしっとり湯」などを開催した。
今回使用する種ショウガは、前年度に栽培していた生姜を地中に埋め続けたもので本体を親株、そこから発芽した部位を子株と称する。生産者が12月頃に種ショウガを掘り起こした後、選別し育成、翌年の8月頃に収穫するが、育成の際に使うのは子株のみで、親株はこれ以上発芽しないため廃棄されてしまう。しかし、親株は香りが高く、湯に浸せば"ザ・ショウガの湯"を楽しみめることから温泉として再利用する。
湯の効能も多く、「血行促進による冷え対策・消化促進による便秘対策・肩こり、腰痛など痛みの緩和・抗菌、抗ウイルス作用・鎮静作用によるリラックス効果・集中力、記憶力を高める効果」が期待される。さらに、元湯 森の湯の売店にて"ロス野菜をテーマに地域農業の情報を発信する"イベント団体「サルベジー」が生産するヤマツ葉ショウガのはじかれ部を原料にしたSDGsな商品を販売。SDGsな取り組みを伝える特別展示ブースを開設する。
◎SDGsな変わり風呂「ヤマツ葉ショウガの湯」開催概要
場所:元湯 森の湯 陶器風呂
期間:12月26日~2023年1月31日
休館日:なし
営業時間:終日 11:00~22:00(最終入館21:30)
入場料:大人1500円/こども(3歳~小学生)1000円(税込)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(103) -みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(13)-2024年7月20日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(19)【防除学習帖】 第258回2024年7月20日
-
土壌診断の基礎知識(29)【今さら聞けない営農情報】第259回2024年7月20日
-
コメの先物取引は間違い【原田 康・目明き千人】2024年7月20日
-
(393)2100年の世界【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年7月19日
-
【'24新組合長に聞く】JA鹿児島きもつき(鹿児島) 中野正治組合長 「10年ビジョン」へ挑戦(5/30就任)2024年7月19日
-
冷蔵庫が故障で反省【消費者の目・花ちゃん】2024年7月19日
-
農業用ドローン「Nile-JZ」背の高いとうもろこしへの防除も可能に ナイルワークス2024年7月19日
-
全国道の駅グランプリ2024 1位は宮城県「あ・ら・伊達な道の駅」が獲得 じゃらん2024年7月19日
-
泉大津市と旭川市が農業連携 全国初「オーガニックビレッジ宣言」2024年7月19日
-
生産者と施工会社をつなぐプラットフォーム「MEGADERU」リリース タカミヤ2024年7月19日
-
水稲の葉が対象のDNA検査 期間限定特別価格で提供 ビジョンバイオ2024年7月19日
-
肩掛けせず押すだけで草刈り「キャリー式草刈機」販売開始 工進2024年7月19日
-
サラダクラブ三原工場 太陽光パネルの稼働を開始2024年7月19日
-
「産直アウル」旬の桃特集 生産者が丹精込めて育てた桃が勢揃い2024年7月19日
-
「国産ももフェア」直営飲食7店舗で25日から開催 JA全農2024年7月19日
-
「くまもと夏野菜フェア」熊本・博多の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年7月19日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(1)地域住民とともに資源循環 生ごみで発電、液肥化2024年7月18日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(2)大坪康志組合長に聞く 「農業元気に」モットー2024年7月18日
-
【注意報】野菜・花き類にオオタバコガ 栽培地域全域で多発のおそれ 既に食害被害の作物も 群馬県2024年7月18日