新潟市の産直市場に並ぶ野菜が買える「バーチャル産直市場」グランドオープン2022年12月19日
株式会社メビウスが所属する共同企業体「フードサプライチェーンDXチーム」は12月19日、新潟市「にいがた2km×8区連携」ビジネスモデル創出事業の一環として企画・開発してきた「バーチャル産直市場」をグランドオープンした。
「フードサプライチェーンDXチーム」は、新潟市のにいがた2キロビジネスモデル創出事業を実施するにあたって組成された市内複数企業からなる共同企業体。同事業内において、新潟市が強みとする食・農業・水産の付加価値向上に向け、食のサプライチェーンに関するプロジェクトを複数実施している。
バーチャル産直市場は、産直市場のリアル店舗をもとに構築したバーチャル空間で、バーチャルならではの新しい購買体験を提供。新潟市ピアBandaiに立地する産直市場お冨さんの店舗を3DVR化、既存のECシステムと連携させることで、現地へ足を運ばなくともウィンドウショッピングができる。画面等の設置が難しい場所への映像やポップの投影、キャラクターによる商品紹介など、バーチャルならではのコンテンツを配置し、生産者の思いやこだわりなど生産品のストーリーを発信することで、商品に対するロイヤリティの向上を促す。
売り場には、贈答品などの商品を中心に実物を元に生成した3Dモデルを設置。3DモデルはARモードに切り替えて見られ、手元で実物のサイズや質感などを確かめた上で購入が可能。また、ピカリ産直市場お冨さんの実店舗で取得した商品画像がバーチャル産直市場に反映される「リアルタイム連動棚」を設置。小ロットや収量が不安定なことを理由にECサイトに並ばない地場産品など、実店舗に足を運ばなければ買えない商品も「見て購入する」を実現する。
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