「第2回ソトコトSDGsアワード2022」ゴールド賞受賞 味の素冷凍食品2022年12月20日
味の素冷凍食品は12月19日、国内全7工場の大型フリーザーで使われる特定フロンの全廃と、2030年に向けて進める温室効果ガス削減の取り組みにおいて、ソトコト・プラネットが主催する「第2回ソトコトSDGsアワード2022」でゴールド賞を受賞した。
「第2回ソトコトSDGsアワード2022」の授賞式
「ソトコトSDGsアワード」は、より良い社会や未来を目指し、SDGsの活動を広く支援しながら、ウェルビーイングな世の中をつくることを目的としたアワード。味の素冷凍食品は、今回受賞した国内全7工場の大型フリーザーの脱フロン化・温室効果ガス削減について、これまで20年かけて取り組み、2020年度末に完遂した。
同社は、工場の大型フリーザーに使われるフロン冷媒を、持続可能な社会の実現に関わる重要な課題と捉え、2000年に脱フロン化に向けた取り組みに着手。2006年に「2020年までに国内全7工場の大型フリーザーに使用している特定フロンの全廃」を宣言し、2020年度末に計画通り全廃、自然冷媒への転換を完了した。この取り組みにより、総保有量70トンの特定フロン(温室効果換算で二酸化炭素12万6700トン相当)を削減した。
また、温室効果ガスの削減にも取り組み、2025年までに2018年比で30%、2030年までに同年比で50%の削減を目標に活動を進めている。具体的には、照明のLED化や、工場の機械の効率的な使い方など現場目線の小さな取り組みから、製造時の温室効果ガス発生が少ない燃料への転換など大きな取り組みまで、さまざまな活動を積み重ね、2021年度時点では、2018年比で14%の温室効果ガスを削減している。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(174)食料・農業・農村基本計画(16)食料自給率その他の食料安全保障の確保に関する目標2025年12月27日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(91)ビスグアニジン【防除学習帖】第330回2025年12月27日 -
農薬の正しい使い方(64)生化学的選択性【今さら聞けない営農情報】第330回2025年12月27日 -
世界が認めたイタリア料理【イタリア通信】2025年12月27日 -
【特殊報】キュウリ黒点根腐病 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【特殊報】ウメ、モモ、スモモにモモヒメヨコバイ 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【注意報】トマト黄化葉巻病 冬春トマト栽培地域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
バイオマス発電使った大型植物工場行き詰まり 株式会社サラが民事再生 膨れるコスト、資金調達に課題2025年12月26日 -
農業予算250億円増 2兆2956億円 構造転換予算は倍増2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(1)2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(2)2025年12月26日 -
米卸「鳥取県食」に特別清算命令 競争激化に米価が追い打ち 負債6.5億円2025年12月26日 -
(467)戦略:テロワール化が全てではない...【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月26日 -
【スマート農業の風】(21)スマート農業を家族経営に生かす2025年12月26日 -
JAなめがたしおさい・バイウィルと連携協定を締結 JA三井リース2025年12月26日 -
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」採択 高野冷凍・工場の省エネ対策を支援 JA三井リース2025年12月26日 -
日本の農畜水産物を世界へ 投資先の輸出企業を紹介 アグリビジネス投資育成2025年12月26日 -
石垣島で「生産」と「消費」から窒素負荷を見える化 国際農研×農研機構2025年12月26日 -
【幹部人事および関係会社人事】井関農機(1月1日付)2025年12月26日


































