西条農業高校と科学技術人材育成協働研究協定に調印 県立広島大学2022年12月22日
県立広島大学と広島県立西条農業高等学校は12月20日、将来の科学技術人材を育成するため、科学技術人材育成協働研究協定に調印。同大学が高等学校と協定を結ぶのは初めて。また、同高が大学と協定を結ぶのも初めてとなる。
西条農業高校は、明治41年に広島県立西条農学校として開校。2012年から文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定され、積極的に大学や海外姉妹校と連携し科学技術リテラシー・グリット・グローバルマインドを備えた将来の科学技術人材を育成している。
県立広島大学生物資源科学部と同高は、これまでSSH事業に係る高校生の研究受入れや出前講義など高大接続に関する活動を行ってきた。今回の協定締結により、同高の7学科(園芸科、畜産科、生活科、農業機械科、緑地土木科、生物工学科、食品科学科)と、同大学の生物資源科学部、保健福祉学部、地域創生学部の各学問分野とをマッチング。大学の探究・学問ガイダンス、高校生の大学見学などの受け入れ、大学での研究活動など、より具体的な高大接続に取り組む。
今後2023年1月11日、同高1年生を対象に農・食、生命・環境の最新研究に関するハイブリッド授業を同大学から提供を予定している。
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