クラフトビール×日本酒「ホップどぶろく」発売 ぷくぷく醸造2022年12月27日
クラフトビールを掛け合わせた日本酒をつくる株式会社ぷくぷく醸造(福島県南相馬市)は12月24日、"サワーエール"をモチーフに、酸の高い白ワインを彷彿とさせる「ホップどぶろく」を発売した。
ぷくぷく醸造のホップどぶろく
ぷくぷく醸造は、クラフトサケ醸造所「haccoba」の酒づくりを担っていた醸造責任者の立川哲之氏が独立し、"お酒を通して福島の沿岸に田畑を増やす"ことを目指し、7月に南相馬市小高区で創業した。クラフトビールの文化や技術を掛け合わせた日本酒を追求することをコンセプトとしたファントムブルワリー(実体のない醸造所)。新たなお酒として人気のビアスタイル"サワーエール"をモチーフに醸造した"ホップどぶろく"を造った。
ホップどぶろくは、東洋のホップ(唐花草)を用いた東北伝承のどぶろく製法"花酛"を現代的に解釈して造られたお酒。どぶろくの醸造過程で、近年のクラフトビールのブームを牽引するIPAやペールエールなどに起用される"ドライホップ"を取り入れた。ホップのもつ柑橘やマスカットのような香りが溶け込むことで、これまでのどぶろくの概念を変えるような爽やかさが特徴だ。
「ぷくぷく醸造のホップどぶろく」は、福島県いわき市の米を使い、東京・浅草の木花之醸造所で醸造。ビールの技法であるサワリング(乳酸発酵)とドライホッピングを活用した、酸の高い白ワインレモンやマスカットのような爽やかさが新感覚のどぶろくに仕上がった。福島県内の酒販店や、東京・銀座の「GINZA SIX」のIMADEYAなど、全国の酒販店で販売。500mlで2310円(税込)。※価格は送料等により、酒販店によって異なる。
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