【年頭あいさつ 2023】大信政一 パルシステム生活協同組合連合会 代表理事 理事2023年1月5日
大信政一
パルシステム生活協同組合連合会
代表理事理事長
あけましておめでとうございます。
みなさまにとって2023年が実り多き年となりますよう、心より祈念申し上げます。
社会はこの間、新型コロナウイルスによって移動や接触が大きく制限されるなど大きな影響を受けました。その一方でオンラインコミュニケーションの発展は、それぞれの場所にいながら同じ時間を共有できるようになりました。それだけにとどまらず、さまざまな場面で生活環境の変化を感じるようになりました。
昨年は、それぞれの立場や意見の違いに不寛容な人々による社会の分断がいっそう顕在化した年でもありました。その象徴といえるのが、ロシアによるウクライナへの侵攻です。人類はこれまで、数々の戦争経験からその反省を積み上げ、戦争から勝者は生まれないことを学びました。戦地での惨禍をこれ以上広げないため、生活者である私たち一人ひとりができることを考え、くらしの礎である平和の尊さを訴えていくことが求められています。
軍事衝突だけでなく、異常気象や人手不足などにより、食料品やエネルギーなどライフライン全般で価格上昇が続き、私たちのくらしを取り巻く環境は厳しさを増しています。穏やかで平和な生活を次世代へ引き継ぐため、気候変動対策やプラスチック・食品ロス削減、人権尊重など、総体的に持続可能性を追求する姿勢は、今後ますます求められていくことでしょう。
こうした社会の要請に寄り添い、パルシステムはこれまでの取り組みをさらに半歩先に進め、2022年度から「もっといい明日へ 超えてく」宣言をスタートしました。毎日の暮らしの中で一人ひとりができる小さな行動の積み重ねにより、持続可能な社会を目指します。
パルシステムグループの理念「心豊かなくらしと共生の社会を創ります」実現に向け、事業と運動の両輪の下、みなさまとの強固な信頼関係により持続可能な資源循環型の社会づくりをさらに力強く進めていく所存です。
ひとつひとつの課題と真摯に向き合い、社会的役割を果たすため、本年もどうぞさらなるご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
重要な記事
最新の記事
-
米価上昇止まらず 4月7日の週のスーパー販売価格 備蓄米放出効果いつから2025年4月21日
-
【人事異動】農水省(4月21日付)2025年4月21日
-
【人事異動】JA全農(4月18日付)2025年4月21日
-
【JA人事】JA新ひたち野(茨城県)新組合長に矢口博之氏(4月19日)2025年4月21日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】四つ巴のお手玉を強いられる植田日銀 トラの圧力"内憂外患"2025年4月21日
-
備蓄米放出でも価格上昇銘柄も 3月の相対取引価格2025年4月21日
-
契約通りの出荷で加算「60キロ500円」 JA香川2025年4月21日
-
組合員・利用者本位の事業運営で目標総達成へ 全国推進進発式 JA共済連2025年4月21日
-
新茶シーズンが幕開け 「伊勢茶」初取引4月25日に開催 JA全農みえ2025年4月21日
-
幕別町産長芋 十勝畜産農業協同組合2025年4月21日
-
ひたちなか産紅はるかを使った干しいも JA茨城中央会2025年4月21日
-
なじみ「よりぞう」のランドリーポーチとエコバッグ 農林中央金庫2025年4月21日
-
地震リスクを証券化したキャットボンドを発行 アジア開発銀行の債券を活用した発行は世界初 JA共済連2025年4月21日
-
【JA人事】JA新潟市(新潟県)新組合長に長谷川富明氏(4月19日)2025年4月21日
-
【JA人事】JA夕張市(北海道)新組合長に豊田英幸氏(4月18日)2025年4月21日
-
食農教育補助教材を市内小学校へ贈呈 JA鶴岡2025年4月21日
-
農機・自動車大展示会盛況 JAたまな2025年4月21日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」おかやま和牛の限定焼肉メニューは「真夏星」 JAタウン2025年4月21日
-
「かわさき農業フェスタ」「川崎市畜産まつり」同時開催 JAセレサ川崎2025年4月21日
-
【今川直人・農協の核心】農福連携(2)2025年4月21日