見えたのは「不都合な真実」?大学生がCOP27報告 パルシステム2023年1月11日
生活協同組合パルシステム神奈川は1月21日、気候変動アクティビストの大学生によるオンライン講演会を開催。COP27にあわせて会場のエジプトを訪問し気候変動対策を訴えた学生が、現地で体感した各国市民による連帯の様子などを報告する。
講師の黒部さん(左)と山本さん
講演では、大学3年生の黒部睦さんと同1年生の山本大貴さんが2022年11月にエジプトのシャルム・エル・シェイクで取材してきたCOP27開催現場での体験を紹介。議場内の各国政府による合意形成に向けた話し合いと、野外で気候変動アクションを訴える若者や市民団体との温度差など、現地で体感したからわかるリアルな報告を行う。
黒部さんが所属する「a(n)action(アナクション)」のメンバーは10~20歳代で構成され、「気候変動に気づいた人たちが、すぐに、簡単に、楽しく、社会システムを変えるためのアクションに参加できる仕組みを作りたい」と、政府や企業に気候変動対策を求める活動を行なっている。2021年度には、平均気温1.5度上昇までに残された時間をカウントダウンするClimate Clock(気候時計)100機の設置に向けたクラウドファンディングを行い、1300万円以上が集まった。
パルシステム神奈川も活動に賛同し、2022年6月に県内初のClimate Clockを設置。この他にも気候変動問題に取り組む多様な学生団体との座談会を開催するなど、若者たちと連携してパルシステムへの期待の声に耳を傾けている。
◎「若者が見たCOP27」開催概要
日時:1月21日 19:00~21:00
開催方法:オンライン(Zoom使用)
参加費:無料
定員:100人
締切:1月15日16:00
重要な記事
最新の記事
-
【提言】農業をもう一度基幹産業に(2) 武道家・思想家 内田樹氏【2025新年特集】2025年1月16日
-
鳥インフルエンザ 千葉で国内29例目 殺処分対象約489万羽に2025年1月16日
-
能登半島地震 農林水産被害 3658億円 東日本大震災に次ぐ額2025年1月16日
-
鳥インフル 米ジョージア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月16日
-
鳥インフル 英アンガス州など2州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月16日
-
ドイツ産偶蹄類由来製品等 輸入を一時停止 農水省2025年1月16日
-
ある「老人」のこの春【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第324回2025年1月16日
-
市場価格は「ないと高いがあると安い」【花づくりの現場から 宇田明】第51回2025年1月16日
-
大学生が調査、体験もとに地域づくりを提案 JA共済連の寄附講座でシンポ2025年1月16日
-
王秋梨、あたご梨を台湾で販促 シャリ感と甘み好評 全農とっとり2025年1月16日
-
米の裏作に秋冬ねぎ 無選別出荷で手間軽く JAくまがや2025年1月16日
-
栃木県産いちご「とちあいか」試食イベント 東京スカイツリータウンで開催 JA全農とちぎ2025年1月16日
-
「冬土用未の日フェア」直営飲食店舗で17日から開催 JA全農2025年1月16日
-
石井食品『地域と旬』シリーズ 三浦と東近江の野菜使ったハンバーグ発売2025年1月16日
-
「いちごフェア」期間限定で3種類のケーキが登場 カフェコムサ2025年1月16日
-
ロングセラー精米機「ミルモア」新モデル発売 サタケ― 精米品質・生産性・操作性を追求した新モデル発売 ―2025年1月16日
-
水稲用殺菌剤「リガ―ド」剤 新規登録 クミアイ化学工業2025年1月16日
-
謎解きしないと食べられない 岡山県産いちご「晴苺」フェア開催 岡山県2025年1月16日
-
東邦ガス 根域制限栽培によるシャインマスカット生産を支援 日本農業2025年1月16日
-
地域活性化農業・観光・教育 新たな発電所づくりへ クラファン開始 生活クラブ2025年1月16日