持続可能な社会づくりへ 46団体に2490万円助成 2022年度 パルシステム2023年2月2日
パルシステム共済連とパルシステム連合会は、それぞれ運営する「ささえあい基金」と「地域づくり基金」の2022年度助成先を決定。両基金をあわせた助成額は、2490万3000円となる。
神奈川フードバンクプラスの支援物資
「ささえあい基金」は、社会問題化する貧困格差拡大への対応など支え合える社会づくりを目的に、各種支援活動に取り組む市民団体やNPO団体への助成金制度として、2021年度に創設。助成金はCO・OP共済《たすけあい》の剰余金の一部が活用される。2年目を迎えた今年度は、前年度からおよそ1.5倍となる29団体へ1490万3000円を助成する。
<助成先の活動例>
・NPO法人神奈川フードバンクプラス(神奈川)
横須賀市を中心に、市や子ども食堂などと連携したフードバンク活動を展開。助成金は、公営住宅の一人暮らし高齢者を主な対象にした食料支援活動を拡大するための費用に活用。
・いつだれボランティア会(福島)
いつでもだれでも料理作りや食事、おしゃべりなどに参加できる居場所「いつだれkitchen」を運営。助成金は、設備整備事業の一環として業務用冷蔵庫の購入費用に活用される。
また、「地域づくり基金」は、2000年度に「レインボー・パル基金」として創設された。大規模災害被災地域の復興支援や食と農をつなぐ活動、地域の環境保全などを目的とした事業へ助成しており、今年度は、17団体へ1000万円を助成する。
お~い船形促進隊による農福連携
<助成先の活動例>
・園芸福祉ファームお~い船形促進隊(千葉県)
園芸福祉活動の資源を基盤に、ボランティア活動の域を超えた農福連携を展開。就労継続支援B型事業の展開を目指し活動。助成金は活動拠点の整備費用などに活用される。
・ふくしま馬搬ネット(福島県)
福島の森と人と馬の共生を目指し、大型馬を使って伐採した丸太を山から運び出す「馬搬(ばはん)」の見学交流会などの活動を展開。助成金は運営費用の一部に活用される。
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