鳥インフルで卵の供給不足が影響 北海道の「白い恋人」オンライン販売休止2023年2月6日
鳥インフルエンザの流行拡大で全国的に卵の供給が不足する中、北海道の代表的なみやげの1つ「白い恋人」を製造する石屋製菓株式会社(札幌市)は、「白い恋人」の自社オンラインの販売を当面、休止すると発表した。
石屋製菓によると、鳥インフルエンザの流行拡大により、鶏卵の原料が不足し、従来の生産数の維持が難しくなっているとして、1月末より同社オンラインでの「白い恋人」(恋人広場、コイビトセレクションを含む)と「サク ラング・ド・シャ」(ザ・コレクション アソートを含む)の販売を休止するとしている。今後の状況に応じ、対象商品が追加になる可能性もあるという。
「白い恋人」の商品には「18枚入り」「36枚入り」などがあり、当面は売れ筋の18枚入りを中心に製造することになりそうとの見通しを示している。
また、同社の関連施設の「白い恋人パーク」(札幌市)では、1月24日より、スイーツワークショップ・ドリームキッチンで「私の白い恋人焼き上げコース」や「私の白い恋人お絵描きコース」など一部サービスについて予約を休止している。
鳥インフルエンザ流行による食品流通への影響をめぐっては、株式会社セブン‐イレブン・ジャパンが先月末、卵の供給が滞っているため、半熟煮卵など約15品目の販売を休止、サンドイッチなど約10品目で卵の量を減らして野菜などを増量する見直しをすると発表したほか、今月2日にはキユーピー株式会社が、卵の価格高騰を受けて、4月1日出荷分からマヨネーズ類など家庭用商品36品目を約3~21%値上げすると発表するなど、影響が広がっている。
重要な記事
最新の記事
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日
-
つくば市の農福連携「ごきげんファーム」平飼い卵のパッケージをリニューアル発売2025年4月18日
-
日清製粉とホクレンが業務提携を締結 北海道産小麦の安定供給・調達へ2025年4月18日
-
森林再生プロジェクト「Present Tree」20周年で新提案 企業向けに祝花代わりの植樹を 認定NPO法人環境リレーションズ研究所2025年4月18日