食品残さをバイオガス発電に活用 CO2排出量を年間約980トン削減 キユーピー2023年2月10日
キユーピーは、食品ロスの発生を抑制し、未来につながる資源の有効活用や循環のため、環境へのマイナス要素をプラスに変えていく取り組みとして、製造過程で発生する食品残さをバイオガス発電に活用。2022年度(2021年12月~2022年11月)は、CO2排出量を約980トン削減した。
バイオガス発電は、養豚農家で出る家畜の排泄物と食品残さを混合してメタン発酵後、そこで生成されたバイオガスを利用して発電する仕組み。
同社は、多品種のマヨネーズを製造する中、異なる商品の製造への切り替え時に、配管から排出されるマヨネーズなどを、バイオガス発電に活用することで実現した。
現在この取り組みは、キユーピーの五霞工場(茨城県)、中河原工場(東京都)、泉佐野工場(大阪府)、神戸工場(兵庫県)、グループ会社の株式会社ケイパック(茨城県)で行われている。
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