生協宅配でフードドライブ実施 生活困窮者支援と食品ロス削減 パルシステム福島2023年2月13日
パルシステム福島は2月13日~17日、宅配利用者へ未利用の食品提供を呼びかけるフードドライブを実施。食品は生協の商品配達時に回収し、NPO法人ザ・ピープルフードバンクいわきと、郡山市子ども政策課が生活困窮者支援に活用する。
昨年度のNPO法人ザ・ピープルフードバンクいわきへの贈呈式
パルシステム福島は生活困窮者支援と食品ロス削減を目的にフードドライブ活動に取り組み、イベントの開催時などに参加者への協力を呼びかけてきた。今回は、宅配利用者に家庭で眠っている食品を募集し、商品の配達時に受け取る。
配送担当者は毎週、商品を届ける際にリユースビンや牛乳パックなどのリサイクル資材を回収しており、このシステムを活用して1週間限定で宅配時に実施する。集められた食品は、NPO法人ザ・ピープルフードバンクいわきと郡山市こども部子ども政策課が生活困窮世帯や郡山市内の福祉施設などに寄贈される。
パルシステム福島は、昨年度も同時期に利用者に協力を呼びかけ、865.5キロの食品を回収。ザ・ピープルフードバンクいわきに食品を贈呈した際、吉田理事長は「みなさんからさまざまな食品を分けてもらえ、パルシステム福島を利用する頼もしい仲間が活動を支えてくれると実感します」と感謝を伝えた。同団体とは東日本大震災の発災以降、被災者支援や地域での孤立を防ぐ居場所づくりなどの活動で連携。多様な地域の課題解決に向けて、行政や多くの市民団体とも連携を深めている。
重要な記事
最新の記事
-
日本人と餅【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第331回2025年3月7日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「コメ騒動」の原因と展望~再整理2025年3月7日
-
(425)世界の農業をめぐる大変化(過去60年)【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年3月7日
-
「とやまGAP推進大会」に関係者約70人が参加 JA全農とやま2025年3月7日
-
新潟県産チューリップ出荷最盛期を前に「目合わせ会」 JA全農にいがた2025年3月7日
-
新潟空港で春の花と「越後姫」の紹介展示 JA全農にいがた、新潟市2025年3月7日
-
第1回ひるがの高原だいこん杯 だいこんを使った簡単レシピコンテスト JA全農岐阜2025年3月7日
-
【スマート農業の風】(12)ドローン散布とデータ農業2025年3月7日
-
小麦ブランの成分 免疫に働きかける新機能を発見 農研機構×日清製粉2025年3月7日
-
フードロス削減へ 乾燥野菜「野菜を食べる」シリーズ発売 農業総研×NTTアグリ2025年3月7日
-
外食市場調査1月度市場規模は3066億円2019年比94.6% コロナ禍以降で最も回復2025年3月7日
-
45年超の長期連用試験から畑地土壌炭素貯留効果を解明 国際農研2025年3月7日
-
日本赤十字社のプロジェクト「ACTION!防災・減災」に参加 コープみらい2025年3月7日
-
健康増進へ野菜摂取レベルなど競う企業対抗企画 タキイ種苗が優勝2025年3月7日
-
フルーツピークス横浜ポルタ店2周年記念 いちごの超豪華パフェや感謝価格のタルト登場2025年3月7日
-
EVトラックの最適充電マネジメントシステムサービスを提供開始 グリーンコープ生協くまもと2025年3月7日
-
「金芽米」活用で市職員の花粉症予防・改善にチャレンジ 大阪・泉大津市2025年3月7日
-
台湾へのイチゴ輸出を本格化 JAかみましき2025年3月7日
-
道の駅「明治の森・黒磯」で「手塚さんちの長ねぎドレッシング」新発売2025年3月7日
-
鳥インフル 米デラウェア州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年3月7日