シカの個体数削減にメスの捕獲が効果的 森林総合研究所2023年2月21日
森林研究・整備機構森林総合研究所九州支所らの研究グループは、ニホンジカの個体数をより効果的に減らすため、メスを捕獲することが効果的であることを実証した。
過剰に増えたシカ類による生態系への影響や植林地への被害は、日本に限らず世界的な問題となっている。個体数を減らす手段の1つが捕獲することで、理論的には仔を産むメスを捕獲すれば、より効果的に個体数を減らすことができるとされてきたが、それを実証した研究はほとんどなかった。
同研究では、福岡県内で広域的に調べられてきたシカの個体数データと捕獲の統計データを基に、メス(ただし角の無い幼獣オスを含む可能性がある)の捕獲割合が高い地域では確かに個体数が減少傾向にあることを明らかにした。同研究の結果は、シカ個体数を減少させるためには、メスを捕獲することが効果的であることを示している。
シカを捕獲すると報奨金が支払われているが、多くの自治体ではその金額に雌雄差がない。メス捕獲に対して報奨金を増加するなどのインセンティブを加えることにより、より効果的に個体数を減らせる可能性がある。
同研究成果は2022年11月3日、『Biology』誌でオンライン公開された。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(175)食料・農業・農村基本計画(17)輸出の促進(輸出拡大等による「海外から稼ぐ力」の強化)2026年1月10日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(92)キノン(求電子系)【防除学習帖】第331回2026年1月10日 -
農薬の正しい使い方(65)除草剤の作用機作【今さら聞けない営農情報】第331回2026年1月10日 -
「課題解決まで工事させない」 鴨川メガソーラーで熊谷知事 後追い規制、及ばぬ歯がゆさも2026年1月9日 -
【2026新年号】藤井聡京都大学教授にインタビュー 政府がすべきは「個別所得補償」2026年1月9日 -
(468) テロワールの先へ - 食文化とテクノワール【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2026年1月9日 -
JAタウンのショップ「ホクレン」おすすめ25商品を「お客様送料負担なし」で販売中2026年1月9日 -
岐阜県産いちご「濃姫」フェア「みのるダイニング名古屋店」で開催 JA全農2026年1月9日 -
東山動植物園いのちつなぐ基金からブロンズパートナー認定 JA愛知信連2026年1月9日 -
JA常陸と初コラボ「献血してほしいもキャンペーン」実施 茨城県赤十字血液センター2026年1月9日 -
2025農薬年度緑地・ゴルフ場向け農薬出荷実績公表 緑の安全推進協会2026年1月9日 -
デザミス「U-motion」、スマート畜産市場で国内シェア首位2026年1月9日 -
アリスタと開発したバイオスティミュラント「ロダルゴ」発売 サカタのタネ2026年1月9日 -
宮崎県発・持続可能な農林水産業に挑戦「みやざきGRIP」成果報告会を開催2026年1月9日 -
おつまみにぴったり「しゃり蔵 ザクザクッ韓国のり風味」新発売 亀田製菓2026年1月9日 -
24店舗それぞれの地域の恵み「いちごの日」限定ケーキが登場 カフェコムサ2026年1月9日 -
「ご当地くだものフルーチェ」に「北海道産富良野メロン」新発売 ハウス食品2026年1月9日 -
役職員19人が沖縄戦跡を視察 戦後80年「戦争と平和」を再認識 パルシステム連合会2026年1月9日 -
野菜収穫体験「スマート農業体験フェス」開催 くまもとSDGsミライパーク2026年1月9日 -
奈良県「農村振興シンポジウム」2月7日に開催2026年1月9日


































