回収PETボトルをパッケージへ「CO・OPビーフカレー」3月から切り替え 日本生協連2023年2月21日
日本生活協同組合連合会は、生協で回収したPETボトルをコープ商品のパッケージの原料の一部として再生利用する取り組みを拡大する。これまで「CO・OP ふっくら卵のオムライス」などで実施していたが、3月からは「CO・OPビーフカレー」を追加。その他の商品も9月から順次拡大する。
生協で回収したPETボトルを原料の一部に使ったパッケージに切り替わる「CO・ OP ビーフカレー」
日本生協連は「コープ商品の2030年目標」を設定し、2030年までに再生プラスチックと植物由来プラスチックの使用率を合計で50%以上とすることを掲げている。コープ商品ではすでに316品で再生PETを含むフィルムをパッケージに使用しており、今後も拡大していく。
取り組みでは、年間1250万食以上販売しているレトルトビーフカレーから順次切り替える。3月から再生PETを使用した包材に切り替える「CO・OPビーフカレー」は、年間1250万食以上販売している人気のコープ商品。
2021年に組合員を対象に行なわれたアンケート「環境にやさしいお買い物とプラスチックについて」では生協の取り組みのなかで「生協で回収したペットボトルをリサイクルし、他のコープ商品の包材などに活用すること」に「期待している」という回答の割合が全体の76%で、組合員からの期待が高い取り組みの一つとなる。
回収PETボトル再生利用の流れ
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