「雪印メグミルク イノベーションセンター」稼働「共創空間」でミルクの新たな価値を創造2023年2月22日
雪印メグミルクは、同社最大の研究・開発拠点で、幅広くミルクの可能性について研究しているミルクサイエンス研究所(埼玉県川越市)の敷地内に「雪印メグミルク イノベーションセンター」を建築。1月末から順次稼働を始めた。
雪印メグミルクイノベーションセンター
「雪印メグミルク イノベーションセンター」は、ミルクを中心とした食品の新しい価値をカタチにするイノベーション拠点として、「研究者同士が交ざり(交流)」、「専門が溶け合い(相互作用)」、「組織として固まる(一体感)」を実現する研究開発施設を目指している。
これまでミルクサイエンス研究所内に点在していた、カテゴリー毎の開発施設を一棟に集約。テーブルワーク、プラントワークを作業スケール毎にワンフロアにまとめることで、お互いの試作作業の様子が見える環境となった。それぞれの商品分野で使われている技術や設備を把握しやすくなり、商品カテゴリーの垣根を越え互いの技術の共有と融合を図る。
お互いの作業を見渡せる「テーブル試作エリア」
同センター内には、研究開発部門だけでなく、グループ社員が商品開発に試行錯誤するそばで、自由に意見交換や情報を共有できる共創エリアを設置。共創エリアでは、プレゼンテーションから、ミーティング、ソロワーク、WEB会議まで多様な働き方ができる空間を整えた。また、共創エリアと研究エリアの接点を増やし相互が連携しやすいよう隣接配置し、組織の垣根を超えた意見の交換やアイデアの共有を活発に行える環境で、ミルクの新しい価値創造につなげる。
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