宅配による「善意の注文」フードバンクへ寄贈 パルシステム神奈川2023年2月24日
生活協同組合パルシステム神奈川は、生活困窮世帯への支援策としてフードバンクへの提供を目的とした商品セットや購入重量の1%を寄贈する米の注文を呼びかけている。2022年度は、合計11トン以上の食品をフードバンクへ寄贈され、フードバンクを通じて生活困窮者などに届けられる。
フードバンクへの提供を目的とした商品セット「おもいやりセット」(税込388円)は「フードドライブに協力したいが提供できる食品がない」という利用者の声にこたえ、2022年度にスタート。
内容は、パルシステムオリジナル商品のパックごはん、缶詰、スープ各1食のセットで、注文数量に応じてフードバンクへ提供する。初年度は8月と1月に利用者へ案内し、合計1万3333食分(重量4トン以上)の注文が寄せられた。
米を寄贈する「お米でつながるみらいアクション」は、指定の米を注文すると、重量の1%をフードバンクへ提供する仕組み。購入費用はパルシステム神奈川が負担し、利用者が注文した米の重量は変わらない。2022年度に提供した重量は、合計7トンに達し、「おもいやりセット」とあわせると11トン以上にのぼる。
そのほか、パルシステム神奈川は、フードドライブを実施。寄贈品はすべて、公益社団法人フードバンクかながわを通じて生活困窮者に届けられる。
支援用の食品も不足しがちになる中、パルシステム神奈川は、配送センターなど県内18拠点で食品寄贈を受け付けフードドライブに取り組んでいる。協力の意志があっても拠点まで足を運べない事情も考慮し、宅配サービスのインフラや注文システムを活用し、支援用の食品を集めている。
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