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「サステナビリティページ」刷新 太陽光パネル稼働でCO2削減 サラダクラブ2023年3月2日

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サラダクラブは2月28日、新たにサステナビリティに向けた重点課題と目標を設定し「サラダクラブ サステナビリティページ」を刷新。また、直営の遠州工場(静岡県周智郡)に太陽光パネルを導入し3月上旬から本格稼働する。

遠州工場の太陽光パネル遠州工場の太陽光パネル

同社は、キユーピーグループの経営方針に則り、「社会・地球環境への貢献」というスローガンのもと、「食と健康への貢献」「資源の有効活用・循環」「気候変動への対応」を含む6つを重点課題として掲げ、サステナビリティに関する取り組みを強化している。このほど、それぞれの重点課題における取り組みテーマを一覧化して新たに2030年までに達成する目標を設定し実績を開示した。

重点課題のひとつ「気候変動への対応」については、省エネ設備の導入やパッケージの肉薄化、工場近郊の産地からの供給体制構築など、CO2の排出量削減に努めている。遠州工場での太陽光パネルの導入により、工場の総電気使用量の約25%を太陽光で発電することが可能になり、さらにCO2排出量を年間370トン削減する。

◎サステナビリティページの刷新ポイント
・重点課題の特定
国連の持続可能な開発目標(SDGs)を参考に、同社が与える社会への影響の大きさとステークホルダーからの期待の大きさから、「食と健康への貢献」「資源の有効活用・循環」「気候変動へ対応」「人権の尊重」「産業と技術革新の基盤」「持続可能な調達」の6つを重点課題に掲げた。

・目標の設定
「食と健康への貢献」については、野菜摂取量増加への貢献を願い、お客様のご利用シーンに合わせ、多様なパッケージサラダをラインアップ、またメニュー提案を通じて用途の拡大を図っており、現在の1100レシピから2030年度には1900レシピ提案を目標としている。

「資源の有効活用・循環」では、直営7工場で、工場での製造過程で発生した野菜の未利用部を発酵させ堆肥の材料にして契約農家に提供する循環型農業への取り組みを、来年度実現することを予定。また、プラスチック排出量削減率を現行の12%から、2030年度に30%以上を目標数値とした。「気候変動への対応」は、CO2排出量削減率を10.7%から、2030年度に30%以上の達成を目指す。

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