農業分野の特定技能・外国人材向け 人材紹介・派遣サービス開始 パーソル2023年3月17日
総合人材サービスのパーソルグループで外国人材に特化した人材サービスを提供するパーソル グローバルワークフォースは3月、農業分野における特定技能の在留資格を持つ外国人材の紹介・派遣サービスを開始した。
同社は、3月からパーソルグループとしては初の農業分野における特定技能1号外国人材の人材紹介・派遣サービスを開始。また、同サービスの展開を見据え、2022年11月に株式会社シェアグリの外国人材の外国人材の派遣事業、職業紹介・登録支援機関事業を譲り受け、同社の外国人材と日本人社員が入社した。
同社は2019年に設立し、新しい在留資格「特定技能」を中心に、海外現地の外国人材の募集・紹介から定着に関するサービスを展開してきた。2022年3月末に新型コロナウイルスの水際対策が緩和されて以降、同社が手がけた外国人材が順次入国、就業を初めており、その人数は1月末現在で400人を超えた。
同社はこれまで、コロナ禍でも人材ニーズが高かった介護分野に注力してきたが、一方で各地方における農業分野の深刻な労働力不足におけるニーズの高まりを感じていた。
農業分野における特定技能・外国人材向け人材紹介および派遣サービスを開始するにあたり、同社の多田盛弘社長は「慢性的な日本の農家の労働力不足問題を解決に貢献するとともに、特定技能の在留資格を活用した農業分野における外国人材派遣の仕組みを構築することで、すべての人々の"はたらいて、笑おう。"に貢献していく」とコメントしている。
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