「健康経営優良法人2023」認定 健康経営に全社で取り組み キユーピー2023年3月29日
キユーピーは3月8日、優良な健康経営を実践している法人として「健康経営優良法人2023(大規模法人部門)」の認定を受けた。2022年に続き、2年連続の認定となる。
同社は、従業員の心と体の健康が組織を活性化し、業績の向上とともに社会貢献につながると考え、独自の指標と目標を設定している。例えば、ストレスチェックのリスク者比率を点数化したメンタル指標は、全員が正常で100になるが、現状は87.74。そこで2024年度には91.20まで上げることを目標に掲げている。また、健康診断結果から算出する年齢と実年齢の差は、現状はマイナス1.48歳だが、2024年度にはマイナス2.0歳を目指す。
キユーピーグループは、従業員における女性比率が高く、特に婦人科系のがん罹患リスクが高くなる若年層(20~40歳代)の比率が高い(54%)ため、現役での罹患リスクを考え、2021年度から検診休暇を付与している。
また、2019年度から首都圏の事業所で実施している移動検診車による職域婦人科検診を2020年度以降は順次エリアを拡大。その結果、受診率(35歳以上)が2020年度の53.0%から2021年度には63.7%に拡大した。
「働き方」に関する意識の変化に伴い、2017年4月からは、「働き方改革チャレンジ活動」として働きやすい環境と生産性向上に向けた取り組みを実施。例えば、「17時までに会議は終了する」「17時以降はメールや電話で問い合わせをしない」「オフィスは18時30分に一斉消灯する」などに取り組んだ結果、一般職一人当たりの平均残業時間は、2019年度には18.4時間だったが、2021年度には16.6時間に削減。さらに、2020年以降は、コロナ下により在宅勤務の活用が進み、新たなルールのもとでワークライフバランスの実現に大きく貢献できた。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(103) -みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(13)-2024年7月20日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(19)【防除学習帖】 第258回2024年7月20日
-
土壌診断の基礎知識(29)【今さら聞けない営農情報】第259回2024年7月20日
-
コメの先物取引は間違い【原田 康・目明き千人】2024年7月20日
-
(393)2100年の世界【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年7月19日
-
【'24新組合長に聞く】JA鹿児島きもつき(鹿児島) 中野正治組合長 「10年ビジョン」へ挑戦(5/30就任)2024年7月19日
-
冷蔵庫が故障で反省【消費者の目・花ちゃん】2024年7月19日
-
農業用ドローン「Nile-JZ」背の高いとうもろこしへの防除も可能に ナイルワークス2024年7月19日
-
全国道の駅グランプリ2024 1位は宮城県「あ・ら・伊達な道の駅」が獲得 じゃらん2024年7月19日
-
泉大津市と旭川市が農業連携 全国初「オーガニックビレッジ宣言」2024年7月19日
-
生産者と施工会社をつなぐプラットフォーム「MEGADERU」リリース タカミヤ2024年7月19日
-
水稲の葉が対象のDNA検査 期間限定特別価格で提供 ビジョンバイオ2024年7月19日
-
肩掛けせず押すだけで草刈り「キャリー式草刈機」販売開始 工進2024年7月19日
-
サラダクラブ三原工場 太陽光パネルの稼働を開始2024年7月19日
-
「産直アウル」旬の桃特集 生産者が丹精込めて育てた桃が勢揃い2024年7月19日
-
「国産ももフェア」直営飲食7店舗で25日から開催 JA全農2024年7月19日
-
「くまもと夏野菜フェア」熊本・博多の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年7月19日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(1)地域住民とともに資源循環 生ごみで発電、液肥化2024年7月18日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(2)大坪康志組合長に聞く 「農業元気に」モットー2024年7月18日
-
【注意報】野菜・花き類にオオタバコガ 栽培地域全域で多発のおそれ 既に食害被害の作物も 群馬県2024年7月18日