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外食市場調査2月度 外食市場規模はコロナ禍前比79.5% 回復は足踏み2023年3月31日

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リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、首都圏・関西圏・東海圏の男女約9000人を対象に2023年2月度の「外食市場調査」を実施。外食市場規模は、15か月連続で前年比プラス。2019年同月比は79.5%で前月(同80.4%)を下回った。単価は16か月連続で前年超えとなったが、延べ外食回数は2019年同月比で前月を下回った。

2月の外食市場規模は、3圏域合計で2506億円。前年同月比は+903億円(156.4%)と15か月連続の前年比プラスだった。外食市場規模の2019年比は79.5%で前月の同80.4%からやや後退。19年比が後退するのは2022年11月以来3か月ぶり。

外食単価は16か月連続で前年を上回り、2019年比でも105.8%と高い伸び率だったが、外食頻度の2019年比が前月より悪化したことで、延べ外食回数の2019年比が前月を下回り、市場全体の回復は足踏み状態となった。コロナ禍からの回復に物価高が足かせとなり、外食の回数減少につながっている可能性がある。

市場規模の食事主体業態・計は前年比145.8%(19年比90.8%)、飲酒主体業態・計は同207.4%(同61.2%)、軽食主体業態・計は同129.3%(同70.3%)。19年比では飲酒主体業態・計が前月(73.5%)より悪化した。

主要16業態中では15業態で市場規模が前年を上回り、2019年比では「レストラン(ファミリーレストラン以外)、食堂、ダイニング、洋食店」(108.3%)「アジアン料理店」(107.2%)がコロナ禍前の市場規模水準を上回った。

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