ユーコープ全94店舗で需要予測型自動発注サービス「sinops」導入2023年4月12日
株式会社シノプスは、生活協同組合ユーコープが運営する食品スーパーマーケット全94店舗へ需要予測型自動発注サービス「sinops」を導入。2月から順次稼働が始まった。
ユーコープは神奈川、静岡、山梨の3県に食品スーパーマーケット94店舗を展開し、組合員数は約180万人の消費生活協同組合。
これまでグロサリーカテゴリのみ自動発注システムを導入していたが、賞味期限が短く、売り場管理が難しい日配品カテゴリへの自動発注システムでも導入を検討していた。
そこで、2021年6月から3店舗で、需要予測の精度や店舗における発注業務効率化に関する実証実験を行ったところ、発注にかかる時間を大幅に削減しながら、期限切れの商品を廃棄することで生じる値引・廃棄ロス率の改善効果を実感。全店に導入することが決まった。
導入により、発注にかかわる作業時間が大幅に削減され、目標としていたグロサリー、日配部門の年間稼働時間の5万時間削減を早期に達成。
2023年度中に10万時間の削減が実現できる見込みとなっている。日配品カテゴリでは発注システムが未導入だったこともあり、発注担当者が約3~4人だったところ、1人で発注業務が完結するようになったという。
自動発注サービス「sinops」は、日配品・パン・惣菜にも対応した需要予測型自動発注サービス。幅広いカテゴリの発注を自動化することで小売業の生産性を向上させながら、値引・廃棄ロスの削減、利益率の改善などにつなげる。
自動発注のほか、棚割修正をタブレット端末で行える「sinops-Pad」や売り場やバックヤードの在庫の賞味期限チェックが簡単に行える「sinops-Dcont」など幅広いサービスをラインナップしている。
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