酒造りの技術を学ぶ「Master of Sake」西山酒造場とタイアップで開催2023年4月14日
世界に向けた日本酒の教育・普及活動を手がける酒ソムリエ協会(SSA)は、酒造りの技術を酒醸造所で学ぶ「Master of Sake (マスター・オブ・酒)」を兵庫県丹波市の老舗酒蔵・西山酒造場で開催する。
「Master of Sake (マスター・オブ・酒)」は、本物の酒造りの技術を学び、真の醸造家を育成することを目的とした資格取得コース。オンラインでの事前研修に始まり、実際に酒醸造所で蔵人と過ごし、醸造技術を習得する。日本の歴史や文化も学ぶとともに地域や自然とつながり、杜氏や蔵人たちの技と真心に触れることで日本酒への理解を深める。

近年、和食が世界で注目される中、日本酒の輸出額も13年連続で過去最高を更新。同協会へは、酒ブームだけでは終わらせたくないという日本酒愛好家や専門家から、「プロの酒醸造家になりたい」「自分の醸造所を開きたい」などの声が届いていた。
同コースは、新型コロナウィルスの影響で延期となっていたが、西山酒造場の協力で開講が実現。酒醸造所に2か月間滞在し、醸造について理論と実践の両面から掘り下げる。また、醸造家・技術者の見習いとして包括的に酒に関わり技術を学び、コース修了後のは、「Master of Sake (マスター・オブ・酒)」の資格証とバッジが授与され、肩書「MoS」使用の権利が与えられる。
◎研修プログラム概要
期間:5月から2か月間
研修内容:酒造り(洗米、製麹、酒母・もろみ仕込み、もろみ管理業務、しぼり、瓶詰め等)
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