宮崎県の本格麦焼酎「IWSC2023」で最高賞受賞 酒蔵王手門2023年4月18日
宮崎県日南市の酒蔵王手門は、ロンドンで開かれた「インターナショナルワイン&スピリッツコンペティション2023」で、本格麦焼酎「あくのくろぶか-AQ-」が、SHOCHU部門最高賞のトロフィー賞を受賞した。同賞は、各部門から金賞、銀賞、銅賞が選出され、特に優れた最高金賞の中から、その年のベストオブザイヤーに与えられる最高位の賞となる。
IWSC は、1968年に創立された、英ロンドンで開かれる世界最高峰の国際酒類品評会で世界三大酒類コンペティションの一つ。
焼酎部門トロフィー賞で最高金賞(98点)を受賞した「あくのくろぶか-AQ-」は、同社の杜氏が焼酎造りの信念である、『荒くて綺麗な味わい』を求めて、秘伝麦製法により醸造した常圧蒸留の麦焼酎。
審査員からは、「豊かなナッツの香りとマッシュルームや焙煎香、カスタードのようなクリーミーでほのかで甘い味わいが続く」と評価された。
酒蔵王手門は、明治28(1895)年創業の焼酎蔵で、代表銘柄は「銀滴」。蒸留時に最初に垂れてくる初留"はなたれ"がつやつやと輝き、まるで宝石(銀)のように垂れてくる滴を見て感動した当時の創業者がと名付けた。
「銀滴」は、かつて昭和天皇が熊本県を訪れた際、献上酒として選ばれた。
IWSC2023トロフィー賞状
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